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次男くんは自発的に週休三日制にしてます

どうも、えんどうです。

(前提)えんどうの父親象

子どもと生活をしはじめてありがたいことに6年と6ヶ月となります。

ボクの父親歴も6年となるわけですが、経験年数が多くなればなるほどに父親としての精度(?)が上がるのかと言えば、全く持ってそんなことはありませんし、父親の自覚ってやつがムクムク育まれているのかと言えば、そんなことも全くなくてですね......。

いや、育児放棄をしたいとか、育児に対しての責任をなきものにしたいとかって話ではなくて、そもそも父親は母親と違って肉体的な意味でも精神的な意味でも『自覚』を持ちづらいものだと思っています。だからといって、持つべきではない、なんていうつもりもありませんし、そんな認識はもっていません。

なぜ、持ちづらいのかと考えてみると『父親の自覚』なるものの正体がわからないからでしかなくて、誰かが定義してくれているものではないし、求められたとしても各々が勝手に抱いているイメージを相手に押し付ける形になるわけですから、整理する必要があります。

なので、結局は「自分で定義をしなければならない」ものが父親の自覚になるだろうと思うのですが、ボクが思う『父親の自覚』は、求められている時に発動する『役割を演じる』ことではないかなぁ、なんて思いながら子どもたちに接してるのです。

その辺りは過去にも書いてまして、今回のこの記事を書くにあたって読み返したのですが、全く変化がありませんでした。成長してねぇのかな......と不安にも思ったのですが、自分の中では根幹的なものなのかもしれないな、と納得はしています。

(過去記事)※お時間がある方はお付き合いください!

父親になれたからわかること
"父親の自覚"というお話

次男くん、荒れる

ちょと前段が長くなってしまいまして恐縮ですが、ここから本題にします。

いま、次男くんは保育園に通園しているのですが、自発的に週休三日制を採用しているため、土日だけでなく、毎週水曜日にも保育園へ行かない日を設けています。

理由としては、三男くんとのやり取りの中で、喧嘩みたいなことが生じると、声を大きく出して威嚇したり、ぶん殴ったりと、少し暴力性が高くなっていて、要は「荒れてる」んですね。

彼だけが悪いわけではなく、三男くんが噛みつくんですよね。これが本当に痛く、成人中年男性であるボクが噛みつかれた際にも痛さのあまりに声を上げてしまうぐらいに強烈な噛み方をしてきます。

語彙にレパートリーがないために仕方のないことではあるのですが、そんな噛みつきを次男くんはひたすらに受け続けていたりするんです。(この記事内で触れています『(保育付きの)テレワーク体験談』)

まぁ、そうなると声を荒げて威嚇して、時には暴力を奮って自衛をしなければならないわけです。

それだけではなく、保育園での様子も前々から気になっていたのです。

昼寝が寝付けずに遅れてしまうがために寝つきが遅くなり、結果的に寝ている時間が短くなって大泣きしたり...(この辺りは保育士体験で中に入った際に目の当たりにしてました)

ボクと妻さんが迎えに行って自宅に帰ってきても、ゆったりとした時間を過ごすというよりも、寝るまでの短い時間の中であれもこれも、と急かされるような生活をしているからか、少し余裕がない状態。ここについては、ボクも妻さんも反省しつつ、どうしても家族運営をうまく回せないものかと試行錯誤を繰り返していますが、なかなかどうして......

長男くんも同様に荒んでいた

2019年の春から長男くんと次男くんは転園しており、それまでの社会生活からは一変するような状況になっていたことも、少なからず影響をしていることは把握しています。

実際、長男も転園初期から半年以上、明らかに登園への拒否感が強くなりました。元から保育園への登園をしたがらない長男くんではありましたが、泣く泣く行かなくてはならない状況になってしまっていたがために、余計なほどに精神的な疲労を滲ませていたのが印象的でした。

当時、妻さんはもちろん、ボクの就業環境としてもそこをケアできるような状況ではなかったのもあり、まったくもって日常を繰り返す他にありませんでしたので、長男くんには申し訳ない感情が湧いてきます。

友人たちの一言や、保育士さんからの一言で大きく傷ついたり。

それまでの環境(前の保育園)では傷つかないような言葉もセンシティブに捉えてしまうぐらいに過敏になっていたし、ボクたちからの言葉に対しても卑屈な捉え方をしてしまうような精神状態になっていたことを振り返ると、ざわつく感情を抱かずにはいられませんでした。

保育園に預けずとも

保育園の利用自体は希望ではあるので、子どもを自宅で放棄するような状態にならないのであれば子どもを通わせる理由がなくなるのですが、我が家は夫婦揃って仕事をしており、日中はどちらの両親も近くにいないので、子どもたちには保育園へ通ってもらっています。

現在の状況としては、件の状況によってボクがフルテレワークで仕事をしはじめているのもあり、子どもを見れなくはない状況。とはいえ、仕事はしなければなりませんし、テレワーク with 子どもたちは素晴らしいほどにハードシングスです。

上でも記事を紹介していますが、子どもを3名同席させた状態で仕事をしなければならない状況は、本当にしんどいし、やるべきではありません。それは子どもたちに対しても、自分に対してもお互いに不幸感が高くなってしまいます。

ただ、1対1の状況であれば何とかなりそうなのもあり、次男くんを試験的に週休三日制での運用をしはじめました。

子供は常に必死

途中経過ではありますが、明らかに次男くんの様子が落ち着いてきていることを実感しています。全くなくなったわけではありませんが、三男くんとの小競り合いが生じた時にも、対処の仕方が以前と比較して冷静に向き合えており、こんなにも効果があるのか、と驚いてます。

改めて、子どもたちは常に必死で、遊びにも本気で遊びたいし、甘える際にも本気で甘えたいし、話す時も、何かを視聴する時も、なんでもかんでも全力なんですよね。

そら、疲れるよな、と思いながらも、それをどうケアするのかって、悩みます。自分で解決できない問題だからこそ、気を使うし、気になるし。

ただ、全力だからこそ、息を抜くような機会を意識的に設けてあげることが大人のすることなのかもしれません。

〇〇をすべき、とか誰かが決めた基準で物事を決めるのではなく、自分たちで話し合って、試してみて、どうだったのかを振り返るだけでも、見えてくるものが違ってくるようにも思います。

我が家の場合は、もうちょっと様子を見ながらではあるものの、息を抜く機会の重要性を認識できました。同時に、大人にも効果がありそうなものだなぁ、と邪推な思考をしてしまうのでした。

それでは、また。


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