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(保育付きの)テレワーク体験談

時期が時期なだけに書けるタイミングだからこそ、書きたいと思いますし、書き残しておきたい気持ちがあるので書きます。とにかく書きます。

いま話題のテレワーク(在宅勤務)について

在宅での仕事っぷりで書けることなんてなくて、我が家の場合は小さな子どもたちがいて、そのかわいい子どもたちを見ながら仕事をする、つまり「保育機能を自分に付与」した状態で仕事を取り組なければなりませんので、その辺りの苦労を共有させてください。

我が家の家族構成から話すと、我が家は大人が「ぼく」と「妻さん」の2名で、子どもたちが「長男(6歳)」「次男(4歳)」「三男(2歳)」の3名の男児。とてもかわいらしいところばかりの息子たちです。

政府から緊急事態宣言が発令

先日、政府から発令された緊急事態宣言を受け、ぼくたち家族が住む新潟県は、早期から感染者が出ていたこともあり、いつそうなるのかとある程度の覚悟をしていたのもありますが、いざ、なってみると「これまでの生活」が自由が効いていたんだなと実感するばかりです。

緊急事態宣言の発令に対しては、感染数や死亡率などの数字を追いかけることしかできていない市井のぼくですら想定できていたものでしたし、大方の予想通り、長男の通いはじめたばかりの小学校は04/23から休校となりましたし、次男や三男が通う保育園も04/22からの登園自粛要請が出てしまいました。

テレワーク対応、できるよ

夫婦共働きの我が家では、言うまでもなく小学校の休校や保育園へ預けることができないことは存分に痛手なわけですが、互いの両親を頼るわけにもいきません(特に深い理由はなく、互いの両親が近くにいないというだけ)。

こうなった以上は、できる限りやってみようか、となったわけですが、そうなるのもぼくが対応できるからです。そもそもぼくが所属するシーエスレポーターズは03/03からテレワーク対応をしておりまして、何ならいつだってウェルカムOKな状態でした。

自宅でのテレワークには難しさも感じています。何が難しいのかと言えば、自分以外の「家族」がいる状況で「仕事をする」ことに、です。今年の1月からシーエスレポーターズに加入したのですが、タイミングをほぼ同じにして自分以外の家族が約2週間かけてインフルエンザへ次々と罹患してしまいました。シーエスレポーターズでは家族内で法定伝染病への罹患者が出た場合、原則的に5営業日は在宅での勤務が命じられますので、そこから看病をしながらのテレワークを経験していました。

まだ長男はいいんですよ。それなりに成長してくれているから、勉強したり、一人で楽しむ方法を身に付けてくれているところもあるので、申し訳ないながらも何とかできます。ただ、次男や三男を看病しながらの仕事、となると結構しんどい......。小さな二人は、何か共有したいコトがあれば必死に、全力でぼくの仕事や気持ちを途切れさせて注視させようとしてきてくれますので、どうしてもブツブツと音を立てるような仕事の進め方をせざるを得ません。そして、今回は病人でもなんでもないフルパワーの小さな腕白な幼児と児童の3名が相手ですから、その時の比ではないことに対して、戦々恐々としておりました。

我が家の就業環境はなかなかに熾烈であった

以下をご覧ください。これ、我が家のリビングとダイニングとキッチンを写し込んだ画像なのですが、すべてオープンにしてます。本意としては、そもそも子どもたちは自室で勉強なんかしないだろうし、ぼくも籠るような書斎を欲しいと思わなかったから、勉強する場所も仕事する場所も食事する場所も全員が集える場所ですればいいじゃん、と考えたから、こんな感じになってます。

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で、いわゆるスキップフロアをリビングにくっつけていて、そこをスタディスペースとワークスペースにしてしまっているんですね。ダイニングテーブルも幅のあるものにしているので、ダイニングテーブルでも、スキップフロアでだって勉強や仕事ができる環境になっている、と。

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家づくりに関する考えを述べる機会ではないので割愛しますが、過去には住宅づくりに対して否定的だったぼくが自宅を立てる気持ちになった変遷を書いてますので、興味があればそちらもご覧ください。

話を戻すと、要は家族が全員揃える環境の中で、仕事も勉強もしたいよね、なんて理想の話なのですが、現実問題として、我が家は子どもたちが全員幼児、もしくは児童であり「遊ぶことが前提」のため、まぁ、こうなります。

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当然です。当然なのです。仕方がないのです。そして、それを否定はできませんし、したくありません。彼らの場所でもあるわけですから、これを邪魔者扱いできるわけがないじゃないですか、と子どもと共に過ごす上で在宅勤務における「スペース的な問題」が一つ......

また、「時間の問題」もあります。彼らはまだ幼いため、感情的になっての行動が凄まじい。これはもう善し悪しではなく、仕方がないことなので諦めざるを得ないのですが、オモチャの取り合いなどで生じるケンカもあれば、食事の時間をきちんと取らねばなりませんし、次男と三男はお昼寝をさせなければなりません。

先日あったのは、これ。

「ブチ」って言いましたからね、「ブチ」って。肉を食いちぎる音があんなにもきちんと聞こえるなんて思いませんでしたよ。それを仲裁したあと数秒後には、二人して仲良く遊びはじめて、似たようなことでケンカして...

仕事がなければ何の問題もないんだけど

これ、休日であれば何の問題もないんですよ。休日であれば。

仕事をしながら、ということになると、あまりにも状況と環境がそれを許してくれないのだな、と実感するのです。三男くんは、ぼくがどういう状況だとか認識することはありませんが、ぼくが「いる」ことは認識してくれているので、甘えようとしたり、気にして欲しいことがあれば必死になって何度も声をかけてくれます。そう、何度でも諦めずに。

ぼくが必死に考え事をしていたり、タイピングなんかをしていたりすると、それをどうにか止めて自分に注目をしてもらおうとする気持ちが前面に出て、それはもう必死に呼びかけます。全力で阻止してきます

結果、唯一のブーストをかけられる時間が彼らが昼寝をする時間帯だったりするわけですが、それだって鼻血がでて布団についたり、床に滴っていたり、それをどうにか落とすためにあくせくと作業したり......とかしようものなら、完全に時間が溶けていくわけですよ。

ぼくは今、あんまり「仕事=時間」だと認識していませんし、むしろ、今の環境になってからは目一杯、自分の可能な限りの時間を「仕事」ってものに当てたいと考えていて、それを思えるような心理的安全性を感じながら仕事に対して向き合える状況なのです。

だけど、オンタイムの時間帯にニッチもサッチもいかない状況が生まれてくると、笑えてきてしまいます。そう、ぼくは先日、彼らのグチャグチャでワチャワチャっとした状況の中で、高笑いしました。面白かったのもあるんですが、笑うしかねーな!ぐらいになったものでして。

そんな感じであっという間に1日の日中が終わってしまいます。本当、あっという間に。元々の生活習慣で、ぼくは朝型の人間なのですが、それをさらに拍車をかけていかないといけない状況です。

テレワークは育児がなければ移動時間もないから有意義なものになるような気もしますが、育児的な側面と抱き合わせてやろうとすると、とんでもないことになります。ただでさえ、ポンコツなのに、ポンコツ具合に拍車がかかってしまうのです。

どうにかしたいと思いながらも、子どもたちが小さいうちは、かなりの負担具合なんですよ、とだけお伝えします。結局、改善策はどこかに預かってもらう他になさそうなのですが、もう少し、どうにかできないものかを考えてみます、はい。

では、また。




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