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#広報 は経営を左右する重責を担うポジション

最近、入社エントリーを書きましたが、自分なりにいま取り組んでいる仕事の内容や、そこで実感した事柄なんかを少しずつ共有する意味で書いていこうかと思ってます。

社内で初ポジション

現在、所属する株式会社シーエスレポーターズでぼくが拝命しているポジションは『広報・WEB/SNSマーケター』。

広報が前に立っているのですが、これまでに社内で部署的にも存在はせず、社内初の広報であり、ポジション的にもこれまでになかったポジションだって聞かされていたのもあり、若干、身構えてました。

ぼくが身構えているんだから、社内の人たちは当然のように身構えるわけで、当然のように関わりが深くなるSNSチームの6名も身構えてましたし、周りのチームも同様な感じでした。恐縮の至り、ここに極まれり、です

入社するまでには、広報にまつわるものは文献を探っては読み、ネット上に転がっている広報的な側面で描かれているテキストを読み漁っては、ウンウンと頷きながらも、実務的なイメージを膨らませるにとどまるしかありませんでした。

実際に入社して数日、ぼくの最初の仕事は「どこに何が誰がいて何をしているのか」を把握するところから。同時に、しなければならない業務が出てきますので対応をしてはいますが、今後も含めて、それに忙殺されるわけにはいきません。

情報の流通経路を整備する

「どうやって社内にある情報を集め、どんな流通経路に載せていくか」、また、そこから派生した「有益な情報をどんな風に対外的に発信していくのか」を考える必要が出てきます

そして、考えれば考えるほどに、広報って立ち位置はマネジメント層の情報を握りつつ、現場の細やかな情報を取得し続けなければならないのだと実感するばかり。

今回、ぼくはありがたいことにマネジメント層の直下といえるポジションになるので、マネジメント層の情報は割と仕入れやすい状況と環境ではあるように思っています。(これはぼくの実力がどうこうではなくて、ポジション的にそうだ、というだけです。)

それでも現状、社内の広報リソースはぼくだけが持ってる部分と、人事が握っている部分しかありません。また、マンパワー的にも余裕があるわけではありません。

だから、効率的に仕組みづくりや仕掛けをしていかなければならないし、その必要性が出てきます。まず考える必要があるのは仕組みとして、どこに何を仕掛けたら情報が集まりやすくなる上に、情報が集められるようになるのか。逆を返せば、それができなければならないわけです。

滞留している情報があれば、それをもっともっとシェアできるようにしたいし、一見すると埋もれていてどこにあるのかを理解できないような情報があるのであれば掘り起こす必要性も出てきます。

個人が持っている情報も社内でシェアするような仕組みを取れば、組織の知識や知見として資産化できるし、埋もれている情報を掘り起した際、対外的にみて価値を感じるのであれば、組織をはじめ、個人の評判価値が高められる絶好の機会になりうるのです。

それを円滑に、なおかつ、的確に拾い上げながら、拾い上げたものを精確に咀嚼し、対内外に対して投げていく。それが広報と名のつくポジションを与えられた人間が行うべき姿勢であり態度なのだと思うわけです。

広報は粗利をあげられる存在

拾い上げる情報や機会が精確で、投げ込む場所や機会が的確であればあるほどに、結果として経営・運営が円滑に回っていくようになるし、それだけ広報は重要な意義があり、担う役割は重責なんだと実感するばかり。

社内の情報を探るようにしていて、痛切に感じているのが、広報はいわゆる経営戦略において重要なポジションなのだと言うことです。

何が重責で、どんな風に重要なのかといえば、広報は「粗利を上げること」ができる立場にあるからだとぼくは思っています。

昨今、SNSの隆盛を中から見ていればわかるように、いわゆるビジネスパーソンと呼ばれる人たちは「情報を発信する」のはもちろん、「情報を受信する」のが上手に、そして早く・速くなっています。

一概に早いこと・早いことが全てにおいて万能的に良いのかというのは別で議論しなければなりませんが、その早さ(速さ)があるからこそ、ドンドンと「生産性を向上させる」などといった「質」の話ができるようになってきているのは事実です。

また、これだけ情報が溢れるようになっている以上、個人でも組織でも、情報の取捨選択は常に迫られるもの。

その中で、一組織の情報を好んで取得してもらえるようになるのかどうかは、発信者が受信者に対して丁寧に説明しているのか、的確に情報を拾い上げられているのか、その情報に関わる人たちにとって幸福な情報なのか、といった具合に、丁寧で正確なのは前提条件な上に、的確に拾い上げられて、尚且つ、幸福を生み出せるのか。

そんな風に考えています。

それは組織の「見える化」「可視化」といえばいいのかもしれません。それは組織の論理的で機械的な、言い方を変えればビジネス的な側面を出していくのはもちろんですが、同時に、感情的で情緒的な面、簡単にいえば人間臭いところを出していくことだって必要なわけです。

組織の人数が多いとか少ない云々ではなく、それらの情報が入り混じりながら、営業を支援する情報になったり、採用の不一致などを減らす情報になったり、社内のコミュニケーションを円滑に測れる一因となったり、と広報には組織の売上も経費も、直接的ではないのかもしれませんが上下させる力があるのだと考えています。

そんな重責を担ったんだな、と感じつつ、そこに面白みを感じながら業務を取り組んだ、はじめの営業週でした。

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