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なぜPTAの役員は容易に決まらないのか

 どうも、ゑんどう(@ryosuke_endo)です。

 昨年度、不登校状態だった長男くんの学年委員長としてPTAの内部に入り込むこととなったのですが、年度を更新するに際し、役員(我が家の子どもたちが属するPTAでは「幹事」)としてPTA活動へ参加することとなりました。

 まぁ、何というか謎の組織ですよね。PTAって。そして何よりも印象が悪い。悪の組織とまでは言いませんが、多くの保護者からは「引き受けたくないもの」として印象づけられていることでしょうし、悪いことをしているわけでもないのにどうしてそこまで印象が悪いのか不思議なところでもあります。

 でも、それって「何をしているのか」とか「何をすればいいのか」が不透明だからに他ならないからでしょう。

 さらに言うならば、会長や副会長といった前面に出る人たちと、現場であくせく仕事をこなさなければならない裏方の人たちとで労力が大きく異なり、その現場で汗をかいている人たちが報われる心地にならないことが大きいのではないかと思う次第です。

 で、ぼくが役員として執行部へ入ることとなりましたが、毎年、役員を引き受けてくれる人が少ないことは大いに問題であり課題となっているPTAも多いことでしょう。

 結果として、役員をやってくれる人を会長をはじめとした執行部が一本釣りする形で「お願い」をして何とか確保するってことが常態化しているPTAもあるのではないでしょうか。

 上っ面では「子どもたちのため」と言いますが、その言葉を体現しているのは裏方で汗をかいている人たち出会って、前面に出る人たちが何もしていないわけではありませんが、どうしたって「報われなさ」みたいなものが解消されないからこそ役員をはじめとした人員確保が大変となってしまうことは否定できないでしょう。

 まずは不透明さを解消すること。それに加え、大変さを軽減というか、そもそも大変ではないことや、自発的に取り組めるような運営体制と運用方法を考案し、実践しなければいけません。

 とはいうものの、PTAもそれなりに組織として活動するものですから会則や総則といった「ルール」が存在しますので、フットワークを軽く「明日からこれで行こう!」とはできませんので、地道に少しずつ、だけど着実に変更を加えながら長期的な視点で考えていく必要があります。

 しかし、現状のPTAを担っている人たちは「任期が終われば解放される」といった心持ちで行っている人が多いため、長期的な視点での改善よりも「前例踏襲型でつつがなくこなす」ことが優先されてしまいます。

 そうなってくると余計な仕事や労力を余計なものとして排除することができないまま活動を重ねていくこととなり、負担が増えていってしまう構図をどうにもできなくなっていく…

 こういった負のループを変えていかないことには「前向きな活動」にならないのですが、これを変えていくことは先ほども申し上げたとおり、長期的な視点での活動をしなければならず、大変なため誰もやりたがらない…

 こういう状況だから役員が決まりません。

 ちょっとずつでも変えていけることから取り組んでいくだけでも変わってくるんでしょうけどね。

 そんなわけで、謎の組織であるPTAの内部に入った以上、少しずつでも変えていけるところは変えていければなぁ…って思っているので、報告ができるようにしていきたいところです。

 ではでは。

ゑんどう(@ryosuke_endo)


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