見出し画像

バックエンド、生活インフラ、バックオフィスにクラウドなどの「背景」を担当する人には"毎秒"感謝すべき

はじめましての方から頻繁に起こしいただく方まで、ようこそ。
どうも、ゑんどう @ryosuke_endo です。

日夜、ぼくたちの生活を支えてくれている人たちってのは、どんな人たちなのかを考えてみたのですよ。

はじめに

いま、ぼくたちの生活を振り返ってみるとインターネットってのが生活の前提になってますが、なくなったらみなさんどうしますか。

スマホ依存症とか叫ばれるような世界線に突入しているものの、スマホを持っていてもインターネットに接続できないのであればスマホ依存も何もないはずです。

言い換えれば、スマホ依存というよりもインターネット依存というわけです。

インターネットは道路や水や電気などとは違い、目に見えないインフラであり、恩恵を受けている人のほうが圧倒的な多数派になっているのは周知のとおりでしょう。

事実、これを読んでくださっている方はインターネットに接続した状態でアプリやWeb上で閲覧されているはずですから、インターネットに向けて特別な意識を持つことはないでしょう。

これはもう「背景化」しているといえます。

背景を成立させてくれる仕事

今回のタイトルに記載している職種はほんの一部だとはわかっていますが、生活の背景を成立させてくれている仕事をしてくれている人たちには毎秒感謝すべきです。

水がでなくなったら料理することもできませんしトイレだって流せません。電気が点かなければ夜も真っ暗で何も見えない中で生活をしなければなりません。

日常的な仕事面で考えてみたら、インターネット関係で社内の情報システム部が担う社内の基幹システムや個人で利用する端末などを「仕事ができる状態」に保つことが挙げられます。

システムが落ちたりしたら業務が滞ってしまいますし、自社で何かしらのサービスを提供する中でお客さんがいるのだとしたら、お客さんにも迷惑が及んでしまいます。

そんなことから、背景となる仕事は「維持できていることが当然」のような評価をされがち…

本来なら常に感謝をされるべき仕事であるにも関わらず、システムダウンなどが起きようものなら鬼の首を取ったかのような勢いで担当者に詰め寄るような上長がいますが、これは大きな間違いです。

そもそも、なんで保守運用は「ミスが起こらないこと」が前提になっているかを考え直すべきじゃないですかね。

そりゃー、多くの人たちに影響が出るとか、お客さんが迷惑を被ってしまうってのはもっともな理由でしょうが、それを立ち上げることも維持することもできない人たちが担当者に依頼してるわけですよね。

たとえば、社内でPCを立ち上げ、データベースにアクセスして無事にファイルを開くことができるのは、それを支えているクラウドやシステム部門の保守管理が行き届いているからじゃないですか。

その時間、そのアクセスログを監視してはシステムダウンを起こさないような仕組みや仕掛けを二重に三重に考えて構築している人たちがいるからこそ「使えている」のです。

自分たちが「通常通り」の仕事を行えている背景をつくってくれている人たちには、毎日ではなく、毎時間でもなく、毎秒感謝すべきだろう、というのがぼくの意見です。

”できることが当たり前”な世界は誰がつくっているのか

別に高尚な物言いをしたいわけでもなんでもなく、これまでに自分が辿ってきた職歴の中で実感してきたことに「できることが当たり前」なことを求めてくる人たちの傲慢さを指摘したいのです。

できたら評価をされるのは当然そうでしょう。

たとえば、周りの人員と比較して飛び抜けて営業成績が優秀な人は評価されて然るべきでしょう。その分、周りと差別化できるような仕組みや仕掛けを施してるワケですから。

しかしですね、それと比較してバックオフィス系の業務を行っている人たちが評価されないのは納得が行かないわけです。

いや、わかりますよ。フロントで顧客対応をしている人たちが売上をつくり、利益を積み重ねることによって管理系従業員の雇用を確保できているって仕組みにも理解はしているつもりです。

バックオフィス系の人員が多くなればなるほどに優秀な組織なのかといえば異なるでしょう。その分、固定費として人件費がかさむわけですからね。そりゃわかるんですよ。

だからって、バックオフィスをはじめとした背景となる仕事をする人たちの評価が低くなっていいくのかっていうとそんなこともないわけです。

売上をつくるフロント人員の評価とバックオフィス系人員の評価が異なってしまうことはバックオフィス系人員への尊重がない組織だといえてしまうのではないでしょうか。

それぞれの組織によって就業規則があり、人事制度があるわけですが、その制度の中にある「評価項目」を背景業務を行う人たちが冷遇されるような事態に陥っていないのかは再考すべきでしょう。

繰り返しますが、その人たちがいなかったら前面に立つことなんてできないわけですから。

おわりに

「なにを生ぬるいことをいってるんだよ」とお考えになる人もいるのかもしれませんし、「そうだよね、そう思うよ」なんて同調してくれる人もいるでしょう。

電力や水、ガスなどの生活インフラに携わる人たちの仕事は「動かし続けられること」が前提になっていますが、この「平常通り」がつくられているのはすばらしいことですよね。

だったら、他の生活でなくても「背景」となる仕事を行っている人たちの取組む業務もすばらしいものであるといえるじゃないですか。
だから毎日でもなく毎時間でもなく、毎秒、感謝し続けるべきだと思うのです。

クラウドサービスが動きつづけることは、それを支える人員が懸命にサービスダウンしないように努力をしているわけで、その労力は計り知れません。

そんな「当たり前」を感謝しているのかといった点に警鐘を鳴らしたい気持ちから記載してきた次第ですので、なにか思うことがあれば幸いでございます。

ではでは。

ゑんどう

最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。 お読みいただき、それについてコメントつきで各SNSへ投稿していただけたら即座に反応の上でお礼を申し上げます!