「いい父親になりたい」と長男くんが語った

ようこそ、お越しくださいました。

はじめましての方から頻繁に起こしいただく方まで、ようこそ。 どうも、えんどう @ryosuke_endo です。

このnoteでは、特に読む必要がないと感じられることかもしれないけれど、ぼくがだれかと対面して話したい”雑談”を文字化するものなので、そんな雑談にお付き合いくださる方は、ぜひ読み進めてください。

ふとした会話からだったのですが、長男くんがおもむろに「いい父親になりたい」といいだしたんですよね。ふと、彼に質問をしていくのと同時に「いい父親」ってどんな父親のことなんだろうって考え込んでしまいました。

いい父親になるためには何をどうすればなれるんでしょう…なんてことを長男くんと考えてみたので書いていきます。お読みになってくださった方々もコメントや各種シェア時にコメントがあると幸いです。

いい父親は何ができる人なのか

長男くんが父親を目の前にして「いい父親とは何か」を語るっていうシチュエーションがたまらないのですが、会話の流れとしてはこうです。

長男くん「大金持ちになりたいんだよね」
ぼく「いいね。だけどどうしてだい?」
長男くん「大金を持ってたら困らないじゃん」
ぼく「いいね。そのお金で何をするのかな?」
長男くん「子どもが困ってる時に助けてあげる」
ぼく「いいね。どうして困ってるのを助けたいのかな」
長男くん「いい父親になりたいんだよねぇ。
ぼく「いいね。君の思う”いい父親”ってのはどんな人のことだろう」
長男くん「一緒に遊んでくれて、いろいろなことを教えられる人。それにいざとなったら助けてくれる人かな。」
ぼく「いいね。ヒーローみたいだ。最高だね。」

父親って役割を与えていただいている立場として、非常に聞き入るに値する質問時間でした。これをぼくが実践できているのかどうかを彼に向けて質問をしたのかどうかは秘密にさせてください。「まったくダメだよ、ダディ」なんていわれるのが怖くてガクブルだったことだけ申し伝えます。

生きさせること

大金持ちが彼にとっていくらの金融資産を保有していることなのかは判然としませんでしたが、10万円を大金だと表現しますし、タスク消化すると課金される累積型のおこづかい制度を導入している中で6,000円を貯めることの大変さを実感している最中、そんな金銭感覚だと思ってください。

彼はぼくとの会話の中で「大金を持ってたら困らない」と表現してました。
余りあるほどのお金を想定しているのではなく、日常な生活を送れる程度の稼ぎがあればいいと解釈しました。

金銭的に困窮することが苦しいことであると実感を持ったことは幸いなことにありませんが、映像等で把握する機会があったのでしょう。

「お金で幸せになることはないかもしれない。だけどお金がないことで不幸にはなってしまう可能性がたかいんだよ。」そんな話を何度かしているからか「子どもが生活をできる(生きれる)程度のお金を稼ぐこと」をお金持ちになると表現してくれていたのかもしれません。

支援すること

大人になると必要なことも余計なことも知識や経験において新生児とは比較にならない質と量の数を脳内に保有することができています。

たまにはそれを利用して子どもたちを危険から遠ざけたり、ライフハック的な手ほどきをすることもあったりするわけですね。

ぼくなんかが得ている知識や経験なんて軽薄なものですから彼が18歳の成人年齢に差し掛かった頃、軽蔑の視線で見られるのか上から目線で指示を出してくる上司的な役割を家庭内で担ってくれることになるのか…

彼の中で「自分が知らないこと」を教えてくれる人が身近にいることは大事だと思うのと同時に、ぼくは自分がわからないことを「わからない」と明確に述べつつ一緒に検索するようにしています。

ネット上でわからないことなんてないでしょう。

日本語で確たる情報にあたることができなければ言語を変えるだけでたくさんの情報がヒットし、閲覧し放題。

彼の中では、そうやって一緒に何かを調べたり共有することがうれしいみたいで、よく新しい知識や経験をした際には興奮しながら話をしてくれますし、一緒に検索をして「わかること」が増えるとうれしそうな表情を浮かべつつ、その知識を母親にアウトプットしてます。

べつにぼくが取っている態度がすばらしいものだとは思いませんが、大人と一緒に検索行動ができるって点は、ぼくが幼少期にはできなかったことですからうれしいでしょうね。同時にネットの広大さを実感することにもなるでしょうし。

いい父親になるってなんだ

かれこれ8年ほど父親って役割を担っておりますが、自分はいい父親でいられているとは到底思えていません。残念ながら稼ぎは満足のいくようなものではないし、知識も経験も乏しい人間ですから、長男くんを始めとした子どもたちは不平や不満をぶつけてくるかもしれません。

長男くんとの問答を振り返ってみても、自分本位ではなく他者本位を本気で思っている事がわかったわけですが、もっと自分本位に生きてもいいんだぜ!と少し心配になってきました。

父親って役割を担いはじめてから、他人の幸福を実現することはできないけど不幸を実現することは大いにできるのかもしれないってことに気づきました。

ぼくが身銭を稼げなければひもじい思いをする子どもたちが生まれてしまい、何の知識も経験も提示することができれなければ見聞の広げようがありません。

いい父親になるってのは「不幸にしない」ことなのかもしれないなぁ…なんて考えています。

自分の無責任な態度や行動によって子どもたちの可能性を費してしまう、もしくは無くしてしまわないこと。

それができれば立派な父親なのかもしれません。それ以上の家事をするだとか育児休暇を取得するだとかってのは土台があってこそのものなんでしょうね。

よくわかんなくなってきましたが、今日もいい感じにがんばっていきたいと思います。

ではでは。

えんどう

紹介したいnote

こうやって子どもから文章にしてもらえるような関係を「いい関係」だといえるのかどうかはわかりません。わからないものの、息子の立場で父親を見た際に情けない父親だと映っていることと、そこからの再起を期待していることはわかります。

子どもとの生活は常に不安との戦いですよね。何が起こるのかわからないし、その対処が遅れていたら生命を失ってしまうって可能性まであることを踏まえると、かなり責任の重たい役割だってことはわかります。それが楽しかったりするわけですが。

邪魔をしないこと。これがいい父親の条件なのかもしれません。不幸にしないってことは自分が阻害要因にならないってことでもあるから、そうやって家族が苦しむ状況を生み出さないようにすることが良い父親なのかなぁ…とか。


えんどうのTwitterアカウント

僕の主な生息SNSはTwitterで、日々、意識ひくい系の投稿を繰り返している。気になる人はぜひ以下から覗いてみて欲しい。何ならフォローしてくれると毎日書いているnoteの更新情報をお届けする。

リンクを踏むと僕のTwitterアカウントへ飛びます
リンクを踏むと僕のTwitterアカウントへ飛びます

最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。 お読みいただき、それについてコメントつきで各SNSへ投稿していただけたら即座に反応の上でお礼を申し上げます!