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フルリモートの在宅ワーカーだから気をつけてる仕事の進め方

はじめに

在宅ワーカーとしての生活が板についてきたどころか、性根的にそれ以外の働き方があってなかったのであることを自覚している中年男性とはぼくのことだ。

いわゆるフリーランスとして事業者と業務委託契約を結びながら仕事を請負っては生計を立てるような人間だが、根本的にカイシャインとしての就労が腐った性根には難しいと感じてしまうほどに仕方のない人間だ。

カイシャインとしての生活ができないことの根底にあるのはコミュ障と呼べてしまうほどに他人とのコミュニケーションが苦手なことある。

「そんな人間がフルリモートの在宅ワークなんてできるのかよ」

そんな風に考えてしまうのは至極当然なわけだが、そんな疑念を解消するためのテキストとして今回のnoteは書いていきたい。

はじめましての方から頻繁に起こしいただく方まで、ようこそ。
どうも、ゑんどう @ryosuke_endo です。

フルリモートだからこそ大事にすべき「前提」

フルリモートになると周りに誰もいない。

それがいい。他人から自らのすべき業務以外のことを急に投げかけられたりせず、誰から誰にかかってきているのかがわからない電話で一時対応する必要もない。

カイシャインでなくなって以後、ぼくが得たフリーランスとして活動する上での利点は、電話に出ることがなくなったことなど、一見すると大したことのないように思えることに集約されているといっても過言ではない。

…いや、過言だった。言いすぎたことを陳謝したい。

フルリモートで仕事をする上で特別に注意していることは「前提の共有」や「前提となる認識が合致しているか」だ。

職場と呼ばれるカイシャインたちがこぞって集まる場所が用意されている場合、そこで雑談を含めて認識のすり合わせを行うことが容易にできるが、在宅ワークではちょっとした認識合わせみたいなことはできない。

その善し悪しを述べるつもりはないのだが、在宅ワーカーとして仕事をする以上、前提となる条件や要件、認識や知識をすり合わせることはくどいぐらいに行うべきだ。

突っ込んだ言い方をすると、それが全てだといっても過言ではない。
すまない。過言だった。

自分が仕事を行う際に前提を確認することは当然ながら誰もがやっていることだろう。逆をいえば、前提条件を確認せずに仕事を進めることほど無駄骨になる可能性の高い仕事はない。

カイシャインとして特に仕事がない人たちはそれでもいいのかもしれないが、フリーランスや自由業者として働いている身からすると、1分1秒と自身の時間を無駄にしたくない。

わかるだろうか。

無駄にすべきではない、ではない。無駄にしたくない、だ。

フリーランスとして働くってことは業務委託契約を結んでいる、もしくはパートタイム等で時給仕事をしていたり、限られた時間制約の中で納品まで求められる。

他にも複数案件の業務を抱えていることもあり、他との締切合戦に勝利し続けなければならないのだから、前提を無視した要否のわからない仕事などしている暇がない。

だからこそ、前提要素を都度、しつこいほどに確認していくことは必要であり不可欠な仕事の進め方なのである

テキストでの意思疎通には構文化と箇条書き

在宅ワークを進める上で前提を揃えるための努力が必要だと上述したが、それと同時に必要なスキルがある。

構文化だ。文を構造化することで構文化だ。

要はフォーマットを用意したような文章を作れるようになることが在宅ワークを行う上では本当に重要となる。構文化、なんて言い方に拒否感がある人のために、もっと平易な言い方、やり方を記載すべきだろうか。

言うなれば「箇条書き」をすべきであり、できるようになるべきだ

ベキべきと書いていて申し訳ないのだが、箇条書きでコミュニケーションは円滑化する。これはもう過言でもなんでもない。いや、過言か。わからん。

いずれにしても他人とコミュニケーションを図る上で箇条書きをするが如く話したりテキストを打ち込んでいくことは、できる/できないで大きく仕事の能率が変わってくる。

たとえば、このnoteに書いていることを箇条書きにしているものとそうでないものとで比べてみてほしい。

フルリモートやテレワークを実践する在宅ワーカーにとって仕事を進める上でのコミュニケーションで大事になるのは前提条件を確認し続けることと、文章を構文化、さらにいえば箇条書きで整理することである。

在宅ワークで仕事を円滑に進めるための条件
・仕事相手と前提条件を擦り合わせ続けること
・前提条件を擦り合わせるために文章を構文化すること
・構文化するための整理として箇条書きをすること

わかるだろうか。

ここまでダラダラと書いていることは、たったの三行の箇条書きによって説明ができてしまうほどに内容がスッカスカのものなのだ。

自分で書いていながらも驚くが、たった三行で済むような内容をダラダラと2,000~3,000字も使って書いているわけで、いかにしてぼくが無駄な言葉を装飾しているのかがわかる。

しかし、こうやってダラダラと書けるのも、箇条書きで何を書くのかを事前に書いておき、そこに装飾するような言葉を追加すればいいだけだからだ。

これが仕事をする上でも随分と重要なスキルであると気づいたのは30代を迎えてからで、20代の頃には微塵も思っていなかった。だから仕事ができなかったのだと後悔する部分もあるが、いくら後悔しても仕方がない。

今が一番若いのだから、そちらを有効に使うべきだろう。

箇条書きをスッキリ丁寧にできる人は、あらゆる仕事先で重宝される。断言はしないが、その可能性が高いぐらいは言わせてもらう。

ぼくにとってはどんなスキルよりも大切なものだと認識しているっていう、ただの感想になってしまったのは勘弁願いたい。

おわりに

仕事を進めることは自分以外の人間に求められていることを実現することだと言える。

結果や成果を出すことは業務委託契約を結び続けてもらうためには不可欠なものだが、結果や成果を出すためには経緯や過程が重要であることは言うまでもないだろう。

論理的に正しいことが感情的に正しいとは限らないが、論理的に整理されている状態は仕事を円滑に進めることにつながる。

ビジネス的に正しいことが人間として正しいことであるかどうかわからないが、ビジネスをスムースに進めるような配慮や考慮することは働く人間としては正しいことだと言える気がする。

まぁ、こんなことを書いておきながら、こうやってダラダラとした文章を書き連ねているのだから説得力など皆無なのだが…。

こんな人生も捨てたものではないだろう。

ではでは。

ゑんどう

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