ドイツの大学の授業
最近自分の科の教授が学部生向けに授業をするということで講義にいくつか参加させていただきました。
出席していた生徒は60人くらい。大半は女子学生でした。出席が取られないから不真面目な男子学生は出席していなくて女子学生ばかりだったのかは不明ですが、ドイツの今の医学生は70%は女性らしいです。
既に知っている内容であるためか、ドイツ語なのにとてもわかりやすい。学生の時は日本語なのに何を言われているのかわからないことがよくありました。当時は学生でもちろん病院で働いたことがなかったので論理しか聞いておらず、講義内容がイメージしづらかったのです。今から学生やり直せるなら少し優秀になれそうな気がしました。
教授が、講義の最初に「質問があったら手を挙げてください。是非interactiveに授業を進めたい」と言ったためか、1.5時間の講義で10人くらい挙手がありました。自分が日本で学生時代は講義の最後に教授が質問がある人はいますか、と聞いても質問する人はほとんど皆無だったと思うので、このドイツのクラスはやる気がある人達ばかりで衝撃でした。
そして教授はユーモアがある。例えやギャグ写真も交えて面白く興味を引くのです。また、普通に考えると合ってそうなことを、実は違うんだよ、と具体例を出して紹介していたので驚くことがありました。
その次の講義にいらっしゃった先生は、女性の教授で外国出身の先生でした。日本の自分の出身大学の教授に女性は確か2人だけしかいなかったのですが(今は日本も増えているのでしょうか?)、ドイツは結構多いです。外国出身でさらに教授だなんて本当に凄いな、とただ驚きました。お子さんもいらっしゃるそうで、最後には女学生に向けて応援の言葉も話されておりました。
大学生に戻ってもい一度勉強し直したい気分になった日でした。
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