【読書録】アウトプット大全 樺沢紫苑

Abstract

1.インプットとアウトプットとフィードバックは1セット
2.ハイレベルなアウトプットには「行動」が必須
3.アウトプット力を鍛えるためのトレーニング

本書の重要な部分だと個人的に感じた点をまとめた投稿です。

1.インプットとアウトプットとフィードバックは1セット


1.1 インプットとアウトプット

「読む」「聞く」など、頭に情報を入れることがインプット
「話す」「書く」「行動する」など、頭に入ってきた情報を理解・処理し、外に出力することがアウトプット。

このインプットとアウトプットの割合を 3:7 にして、
繰り返し行い続けることが自己成長につながる。


1.2 効率的な自己成長のためにはフィードバックが不可欠

アウトプットした後にインプットする前に必ずフィードバックをしなければ、自己成長にはつながらない。

フィードバックとは、
「見直し」「反省」「改善」「方向修正」「微調整」「原因究明」
など、アウトプットによって得られた結果を評価し、
その結果を考慮して、次のインプットに修正を加えること。

何か行動を起こしたときに、
失敗した場合は、その原因、理由を考えて対策を練る。
成功した場合は、上手くいった理由を考えさらに上手くいくよう工夫する。


1.3 まとめ

インプット→アウトプット→フィードバック→インプット→・・・
というループを繰り返し行うことで成長していく。

成功した時も失敗した時も、その理由を考えることが大切。


2.ハイレベルなアウトプットには「行動」が必須


2.1 「行動する」

「話す」「書く」以外のアウトプットを「行動する」と表現する。

「気づき」を得て「To do(すべきこと)」がわかったら、
そのTo doを始め、続けていく。

「行動する」ことなしに自己成長は絶対にない。


2.2 自己成長するために

インプットで「気づき」を
アウトプット(書く)で「To doリスト」を
アウトプット(行動)で「To doを行動に移す」

行動に移し、これまでの自分と行動した後の自分に変化が出る
これが「自己成長」。

知識があっても行動しなければ、
行動での変化がないため自己成長はゼロだ。

多少賢くなっても行動が変化しなければ現実世界は何一つ変わってない。
これは「自己成長」ではなく「自己満足」。

「賢くなりたい」のではなく「変わりたい」なら行動あるのみ。


3.アウトプット力を鍛えるためのトレーニング


3.1 日記を書く。

アウトプットを始めたい!でも書くことがないなぁ...と思っても、
日記を書くことは誰でも簡単に始められる。


3.2 日記を書くことのメリット

①アウトプット力の向上
②自己洞察力、ストレス耐性向上
③「楽しい」を発見する力
④ストレス発散
⑤幸福度アップ

3.3 具体的な日記の書き方

①ポジティブ日記を書く

今日あったポジティブな出来事、楽しい出来事、嬉しい出来事などを「3つ」書く。

最初は、箇条書きで3行書くことから始めて、慣れてきたら3つの出来事について、数行ずつ詳しく書いていく。
徐々にステップアップしていくと良い。


②質や量でなく、「毎日書く」

最初から長く書こうとすると続かない。短くても良いから毎日続けることが一番大切。


③制限時間を決める

「5分」または「10分」で時間を決めて、短時間で仕上げる。


④ネガティブをポジティブに変換する

ポジティブな出来事が一日で3つもない、ネガティブな出来事をストレス発散のために書きたい場合は、ネガティブをポジティブに変換して書けばよい。

失敗などをしたときはその解決策を、怒られたときや理不尽を感じたときはこれから見返せるように努力するぞなどと変換すると良いだろう。

ネガティブをポジティブに変換する練習をすることで、ポジティブ思考が猛烈に強化される。


⑤非公開から公開に

最初は、専用のノートや日記帳に手書きで書くかパソコンで書くのでも良い。
日記を習慣化し、ある程度慣れてきたらSNS上で日記を公開することを考えた方が良い。「人に見られる」ことを意識すると、「より上手な文章を書こう」という気持ちが強まり、文章力とアウトプット力が向上する。


3.4 まとめ

ここまで本に書いてあったアウトプットにまつわることや、個人的に感じたことなどを色々書いてきたが、この本を読んで学ぶことは多かった。

さいごに、

アウトプットは人生を変える。

私と一緒にアウトプットで人生を変えてみませんか。

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