映画「SUNNY 強い気持ち・強い愛」からの小沢健二の「LIFE」

うちの姪が中学生の時に友達と見に行って
めっちゃおもしろかった~って言ってたので、
アマプラで「SUNNY」を見ることにしました。
深いのとかより面白いのが見たいけど、
最近なかなかないので。下妻物語みたいな
パンチのきいたおもろい映画ないなぁ。

兵庫県の街に住んでいる私としては、
「かっぺ」というあだ名で呼ばれている、
淡路島から引っ越してきた広瀬すずが、
田舎者扱いされてびっくりしたなぁ。
淡路島は田舎に住んだことのある
私からしたらめちゃくちゃ都会だわ。

まぁただただガングロコギャルたちが
めちゃくちゃ楽しそうでほのぼのした。
私はすでに大人だったけど、まだ
学生気分は残っている年頃だったので、
車内で冷房対策に軽めのルーズソックスを
はいていたこともあるし、厚底には
チビッコの私は大変お世話になりました。
今年もちょっと流行ってるみたいですね。
今はいたら、グニって捻挫しそうなので
とりあえず遠慮しといたけど、スタイルが
めちゃくちゃよく見えるので重宝してたなぁ。

雑誌CUTIEについていたヒステリックの
ステッカーとか電話に貼ってたなぁ。
携帯電話がまだ大きかったから。
いちいち懐かしさ見せてくる映画です。

CDは買ってないけど、会社の飲み会は
ギャルと同じようにTRFやgrobe、安室ちゃん
などで、きゃっほーいと盛り上がってた。
高校生じゃなかったけど、社会がそんな
感じだったのか、懐かしい空気を吸った気分。

胸がなくてバカにされてた子が、
現代では、豊胸して爆乳の小池栄子に
なっていて、本当におもしろかった。
そして三浦春馬くんが憧れのDJ大学生。
春馬くんは永遠に美しく画面の中にいる。

こんなに仲良かった子たちが、
20年超えであってないってなんで?
って思いながら見てたけど、
そういうことだったのかというのが、
最後の方にわかって納得。
さすが映画だ。普通は卒業しても
この仲良さだったら数年に一度は
会うはずだと思ってたから。

私は、病気が絡んだお涙物はできたら
見たくなくて、この映画が病気がらみとは
知らなくてそれはちょっと残念だったけど、
死に向かいながらも前向きに叶えられな
かったあの日に向かって楽しんでる、
主人公たちで爽快感がありました。

90年代やっほーいだった人たちには
結構楽しめる映画なんじゃないでしょうか。
10代の姪も、今きっとSNSの中でも
こんなやっほーいな気分を味わって
いるといいなと思います。

主人公たちはダンス発表会でサニーという
グループを組んで踊る曲を決める時、
trfばっかりだよといって、オザケンの
「強い気持ち強い愛」で踊ることに決めた
そういうセンスもなかなか好きです。

小室ファミリーのCDは持ってないけど、
小沢健二のLIFEってCDは買って、
今も持ってます。何年かに一回
聞きたくなる時があるほど好きなCD。

で、映画見たらやっぱり聞きたくなったけど、
どこにしまったっけ?と考えた末、
探さずにまた、文明の利器を使います。

「アレクサ、おざわけんじのライフかけて」

「おざわけんじのアルバムライフを再生します」

ナイス!アレクサの中にありました。
こんな楽ばかりしていたら、CDプレイヤーに
CDを入れる行為をしなくなりますね。
ダメダメといいながら、最近CDプレイヤーを
クロゼットにしまった私です。本当は
捨てようかと思ったんですが。

オザケンのLIFEは全部の曲が
めちゃくちゃいい曲。しんみりがなく、
楽しく横に身体を揺らしながら
リズムをとれるウキウキする曲ばかり。
それに全然古く感じないからすごい。
CD全部がいい曲ってなかなかないから、
このアルバムはやっぱり名盤だなぁ。
と、再確認しました。

もう会えない名前忘れかけの会社の人
とか元気かなぁとか思い出しちゃったな。
ずっとつきあいが続くわけじゃないけど、
通りすぎる瞬間、楽しい人たちと一緒に
仕事や遊べたのはいいことだったなと
あらためて思いました。今は一人好きだけど。


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