バセドウ病になりました~通院①~隈病院初日編その1見た目で判断される。

バセドウ病と検索したら、隈病院のサイトが
自動的に一番上に出てくるので、
きっと、ここが一番有名なところなんだろうなと
そこに行くことに速攻決めました。

私の住んでいる地域では甲状腺といえば
隈病院!合言葉のように出てきて、
話すと言わなくてもみんなが
知っていてびっくりしました。有名すぎる。

バセドウ病ではないかと疑うきっかけの、
血管拡張性肉芽腫も、その症状にたどり
着く前に駅前の皮膚科にいったけど、
みつけてもらえず、紹介状ももらわずに
初診料は高いけど、大きな病院に
直接行ったことによって発覚したので、
今回もまずは町医者とは思わずに、
直接隈病院に直行してみました。

違ってたら違ってたでいいや!
初診料払った方が時間的に考えると
実は合理的だとその時思ったのです。
そもそも隈病院は大病院ではないから
初診料は安いので問題なしでしたが。

行った日は脈拍が常時140前後で、
隈病院にたどり着くまでには
少しきつめの坂を登らないといけないので、
(元気になった今は普通の坂道ですが)
こんなにしんどいのにこの坂がある病院って
地獄だよ。と、思いながらがんばって
歩いていきました。大げさなようですが、
その坂を登る時に、私は病気かもしれないと
やっと辛くて自覚した気がします。

受付をすまし、ナビットというポケベルと
スマホのハーフのような機械を首にかけて
次はどこどこへ行って下さいと指示がでます。
なんじゃ!これ!最近の病院はどうなっているのか。
年配の方は慣れるまで大変かもしれませんが、
このナビットは、呼び出されるまで自由に好きな
場所にいることができるのでストレスがなくて
これまた合理的でお気に入りです。
興味のある方はナビットやシステムは
隈病院のサイトコチラでどうぞ。

まずは、看護婦さんの予診ルームに呼ばれ、
現状のアンケートに答え、脈拍と血圧、
体重を計測してもらいます。
聞かれること聞かれること、あてはまり、
脈拍も血圧も絶好調に高くて、
普通の状態でないことが自分で一目瞭然。

その後、先生の診察室に呼ばれます。
先生が私の顔を見て、予診の資料を見るなり

「うんうん、たぶん間違いなくバセドウ病」

まだ何の検査もしていないのにもう決定?

「目がバセドウ病の特徴のある目になってるから
多分間違いないと思うけど、今から検査します、
いってらっしゃい!」

と、私が返事する間もなく送り出されました。
一応半信半疑でこの病院に来たのですが、
自分のお見立てが正解だったことには
ちょっと嬉しいというなんだか変な気分。

まずは血液検査。これは、血管拡張性肉芽腫の
手術の時に最新システムで検査を体験済み。
その時の担当の人はとても苦労されていた、
血管が薄く細く、なかなか難しいとの私の血管。
この時の担当の方はポンっと一発抜いてくれました。
かっこいい!上手な人って痛くないんですよね。

その後は、心電図→上半身のレントゲン撮影と
順番に呼ばれて、最後は甲状腺のエコー検査。
ここだけ、すごく待ち時間が長くて、1時間近く
待っていた気がします。初めての場所は、
なかなかドキドキするし、キョロキョロするので、
以外と時間が経過するのがはやいものです。

さきほど先生がきっとバセドウ病って言ったし、
もう自分はバセドウ病という気分で、早く
大正解の烙印が欲しいなぁと思いながら
検査が終わるまで過ごしていました。

風邪ぐらいなら病院には行かないけど、
自分の症状が自然に治る病気ではないかもと
ここに来る前から覚悟はできていたようです。

嫌だなぁというより、どうやって治すのかなぁ
と、考えている自分がいました。
ポジティブなのになんでこの病気に・・謎。

バセドウ病になりました~通院②~へ続く


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