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このサーボモータ,壊れてる?

電子工作していると,サーボモータSG90は必ず使ったことありますよね.そして,壊したこともありますよね?電圧かけすぎ,電流を流しすぎてアチチになって,プラスチック部分が溶けたこともありますよね?ねっ?私だけじゃないと言って!

サーボモータSG90

サーボモータを用いた電子工作

Arduino UNOもPWM信号を出力できるポートを6個持っていて,サーボモータを制御することができます.ただ,サーボモータSG90(3芯線:茶赤橙)接続しようとするとジャンパ線が別途必要です.
KeyStudioのArduino互換マイコンボードだと,接続の面倒くささが若干軽減されます.サーボの3芯線コネクタをボードに直接挿せるのは地味に便利です.

KeyeStuidioボードにSG90の3芯コネクタを接続

KeyeStudioのボード上の青赤黄の縦一列にSG90のコネクタを直接接続できます.
あとは,Arduino IDEを使ってプログラミングすれば,レバー入力に応じて,サーボモータをコントロールすることができます.その際,Servo.hのヘッダファイルをインクルードしておくだけ.

さて,動きがおかしい...

たくさんサーボをいじり倒して壊した経験がある人ほど,自分の不手際を棚に上げて,所詮おもちゃのサーボなんて壊れやすい部品だと思い込んでいる(まさしく私がそうです).

最初の頃は,サーボモータの中立位置(初期位置)を決めるために,サンプルプログラムを作って,テスタを使って,ちゃんと動作確認していたのだけど,次第に面倒くさくなってきて...

サーボとは壊れるものとして,まとめ買いをしちゃったりしています.すると,動きがおかしいなと感じたら,躊躇せずサーボを交換というエンジニアとしてあるまじき適当行為を遂行してしまいます.

お金で解決?

壊れているかどうかちゃんと確認せずに,新品に交換というのでは,あまりにいい加減だなと反省しました.だからといって,従来通りにちゃんとサンプルプログラムを実行するのかといえば,そうでないところが熟練?(オッサン)エンジニア.そこはお金で解決しよう.というわけで,サーボチェッカーなるものを購入してみました.

サーボチェッカー

いや〜,1,200円なら買いでしょ.めっちゃ便利なんです.
同時に2つまでサーボモータを接続して,赤色のつまみを回せば,正常なサーボならつまみに連動して動くはずです.
供給電圧も表示されるのも地味にうれしい.

本来,サーボモータが正常に動くかどうか,中立位置の確認用プログラムを作っておいて,最初に動作確認するところから電子工作は始まるし,これが意外に勉強になります.

ただ,その次のフェーズに進む時には,このような時短デバイスを使ってもいいのでは? 私はお勧めします.


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