見出し画像

工学部生に告ぐ! draw.ioを使ってみよう

Wordでもなく,Excelでもなく,フローチャートでもない.油圧システムのドキュメントを簡単に作成できるエディタないかなと探していたら,ちゃんとあるじゃないですか!!『draw.io』まさにこれです!私が探し求めていたアプリ.IoTにより小型の油圧機器を制御する機会が増えていくと思います.その際,ちょっとした油圧システムを考えたり,それらの機能概要を説明するのに威力を発揮します.

Inkscape

先月に油圧回路図を描くのに適したアプリということで,Inkscapeを紹介しました.アイコンというか記号を新たに作るには適していますが,draw.ioを使えば油圧回路(システム)図をもっと楽にすばやく描くことができます.

draw.io

以下からダウロードしました.インストール方法などは,色んな人がブログなどで書かれてますのでここでは,インストール方法などについては特に書きません(全然難しくありませんので,早速やってみて下さい!).

draw.ioを起動すると,左側に表示される図形パネル部分には,一般的なフローチャート図を描くためのアイコンが表示されています.

図形パネル(デフォルト)

油圧コンポーネント

図形パネル下の『+その他の図形』をクリックすると,電子部品油圧コンポーネントなどの図形を追加表示することができるようになります(任意のカテゴリにチェックを入れる).

油圧コンポーネント(Fluid Power)図の追加

Fluid Powerにチェックを入れると,様々な油圧回路図に用いるアイコンが使えるようになります.任意のアイコンを見つけたらドラッグ&ドロップすればOK.これらのアイコンによって本当に手早く,油圧回路図を描くことができます.サイズも自由に変更できます.もちろんそれらのアイコン同士を繋げることもできます.繋げる際に,接続したい場所にマウスカーソルを持ってくると,任意の図形上に青色のXが現れ,そのXにマウスを近づけると緑色丸が出てきます.その緑色丸をクリックすれば,線で接続できます.一度,接続してしまえば,アイコンを動かしても,接続線は追従しますので,書き直す必要はありません.

愛しの油圧回路図

参考までに3つほど,このアプリで作成した油圧回路図のファイルを置いておきます.本当に簡単ですので一度見てみてください.
みんなでどんどん油圧回路図のサンプルファイルを増やしていきましょう.

1つ1つの油圧回路図があなた自身の資産であり,研究室の資産です!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?