10/19開催【スタートアップピッチ】「エネルギーテック〜カーボンニュートラルを見据えた電力の新しい形」イベントレポート
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10/19開催【スタートアップピッチ】「エネルギーテック〜カーボンニュートラルを見据えた電力の新しい形」イベントレポート

皆さんこんにちは!ドコモ・ベンチャーズです。
今回は、2021年10月19日(火)のイベント

エネルギーテック カーボンニュートラルを見据えた電力の新しい形

 についてレポートしていきたいと思います!  

本イベントでは、注目のエネルギーテックスタートアップ5社をお招きし、ピッチをしていただきました。

・エネルギー関連の新しいサービスを知りたい方々
・脱炭素化と企業との関わり方などを模索する新規事業担当者の方々

に特に必見の内容となっておりますので、是非ご確認ください!
以下1社ずつお話いただいた内容をご紹介していきます!

■1社目:株式会社Mobi Stop/小野様

まず1社目は、株式会社Mobi Stop 代表取締役 小野 潤一郎様にご登壇いただきました!

<株式会社Mobi Stop 代表取締役 小野 潤一郎様>

300小野

・Mobi Stop事業内容

現在の世の中の課題として、
電動モビリティが普及していく中で、給電の状況が追いついていない
という状況があります。
その中でも特に、バイク以下のサイズで充電方法が確立していません。

そこで株式会社Mobi Stopでは、ビジョンとして、
「地域で動くEVの充電センターサービスを提供」
を掲げ、BtoBの形で、電動モビリティ事業の給電ステーションサービスを提供しています。

具体的なサービス提供方法としては、

①地域の商業施設等の遊休スペースを借りる
②そこにハードデバイスを持ち込み、地域で動くEVを扱う事業者にサービスを提供する

となっています。

この事業の特徴として、次の3つが挙げられます。

①充電できる場所を提供
②充電量に応じた従量課金型の料金形態
③モビリティ電池の劣化予測サービスの提供

特に③がMobi Stop社の手がけるサービスの大きな特徴となっています。
電池の劣化に関するデータを集積・分析することで電池の劣化を予測し、電気自動車 (EV)を手がける事業者に向けてMobi Stop社は独自性のあるサービスを提供しています。

将来的にはEVに加えて電動キックボードや、電動自転車といった電動モビリティを使うことが当たり前になる時代が来るかもしれません。すると、ガソリン車にガソリンスタンドが必要であるように、給電ステーションの普及は必要不可欠となるでしょう。


給電ステーションを簡単に設置するための仕組みを整えることで、電動モビリティの社会実装を加速させる、次世代モビリティを根本から支える事業をMobi Stop社は行っています!

■2社目:株式会社ベルデザイン/鈴木様

2社目は、ベルデザイン株式会社 代表取締役CEO 鈴木 健一郎様にご登壇いただきました!

<ベルデザイン株式会社 代表取締役CEO 鈴木 健一郎様>

300鈴木

・ベルデザイン事業内容

ベルデザイン社の事業領域は「ワイヤレス給電」です。

ワイヤレス給電とはその名の通り現状充電に必要となるケーブルをなくすことを意味していますが、特にベルデザイン社のサービスでは、

①あらゆるものをワイヤレス化し、従来の機器のあり方を変える
②給電技術にデジタル技術を組み合わせることで、その管理を大幅に効率化

することを目指しています!

ワイヤレス給電自体は、電気を一度磁気に変換することで可能となります。ベルデザイン社ではその効率(* トランス伝送効率)が95%という非常に高い数字となっており、変換を行いつつも非常に高い効率であることがわかります。

さらにベルデザイン社の事業の強みを以下3つにまとめてみました。

①利便性
ケーブルレス、置くだけで容易に充電が可能になります。
②物体透過
ガラスや木、プラスチックなどを透過するので、仮に機器の外装が電気を通さない素材であったとしても給電することができます。
③防水、防塵
従来の充電に必要な金属電極がないため埃や水の影響がなく、感電・漏電の心配がありません。

このような強みがある中で、ベルデザイン社ではすでに様々な製品を生み出しています。

製品紹介の中で特に興味をそそられたのは、ワイヤレス給電技術を生かしたタンブラーです!
スマホから自分の好みの温度を入力するだけで、タンブラーの中の飲み物を自分好みの温度に調整してくれます。

今までは考えられなかったような世界を実現できるのではないかと、非常にワクワクするような事業紹介でした!

■3社目:株式会社チェンジ・ザ・ワールド/池田様

3社目は、株式会社チェンジ・ザ・ワールド 代表取締役CEO 池田 友喜様にご登壇いただきました!

<株式会社チェンジ・ザ・ワールド 代表取締役CEO 池田 友喜様>

300池田

・チェンジ・ザ・ワールドの事業内容

地球温暖化対策として、世界中が脱炭素化に注目しています。
その中でも再生可能エネルギーを普及させることが、地球温暖化対策の大きな一歩とされており、太陽光発電はかねてより注目されている解決策ですよね。

しかし、太陽光発電は設置費用は高価で個人ではなかなか買えない…
といった現状があります。

そこでチェンジ・ザ・ワールド社では、
「個人の力もたくさん集めれば非常に大きな力になる」
といった考えのもと、
誰もが再生エネルギーに小さく参加することができる、スマホで変える太陽光発電所

をコンセプトとするCHANGEと呼ばれるサービスを提供しています!

CHANGEの具体的な内容について以下説明します!

①スマホでワットを購入
②発電に応じてワットが増える
③ワットは現金化できる

このように、経済的リターン × 環境貢献を同時にできるサービスがCHANGEなのです!

ビジョンは、
「グリーンエネルギーの発展にみんなが参加できる誰もが環境アクションできる世界を創る」

たくさんの一人が世界を変える
そのたくさんの一人の力を集めていくことがCHANGEの役割だとしています。

国や会社という視点ではなく、個人が地球温暖化という問題に対してアクションを起こせる世界を創ってくれています。

私たち個人が、わずかな力だとしても環境貢献のために参加できるというのは、素晴らしい取組だと感じますね!
今後益々注目される事業となるでしょう。

■4社目:株式会社シェアリングエネルギー/井口様

4社目は、株式会社シェアリングエネルギー 事業開発室長 井口 和宏様にご登壇いただきました!

<株式会社シェアリングエネルギー 事業開発室長 井口 和宏様>

300井口

・シェアリングエネルギーの事業内容

シェアリングエネルギー社では、太陽光発電を導入したい戸建ての住宅を対象に発電機材をサブスクリプションモデルで提供し、脱炭素化社会を実現する、という事業を行っています!

この事業は、世の中に必要とされている以下3つのポイントを解決するようなサービスになっています。

①災害リスクへの対応
②温室効果ガスの削減
③コスト競争力のある電源の確保

この3つのポイントを解決するために、株式会社シェアリングエネルギーでは家庭を中心とする分散型エネルギーシステムの普及、拡大を行っています。

サブスクリプションでの提供であるために、導入する住宅は初期費用無料で太陽光発電システムを設置し利用することができ、現在3000件以上の契約依頼を獲得しているようです。

収入源は、主に

①住宅における電気利用に対する利用料
②住宅において発電された余剰電力の売却料

の2つから成り立っています。特に1つ目の収入源について、サービスの利用顧客にとっても、一般的な電気料金よりも約6円/kWh(再エネ賦課金含む)ほど安く利用できるそうです!双方にとってwin-winな関係ですね!

今後は、シェアでんきと蓄電池をパッケージとしてリース提供することを考えているそうです!

■5社目:booost technologies株式会社/青井様

最後に、booost technologies株式会社 代表取締役 青井様にご登壇いただきました!

<booost technologies株式会社 代表取締役 青井様>

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・booost technologiesの事業内容

booost technologies株式会社は、2015年4月に創業しました。

「次世代に誇れる未来を創造し、社会のために役立つテクノロジー集団」
をビジョンに掲げ、脱炭素化に対して、
”何をしたらいいのかわからない…”
”コスト感がわからない…”
”方法がわからない…”
そんな企業の方々に、組織のカーボンニュートラルを支援するサービスを提供しています!

booost technologiesでは、組織のカーボンニュートラルを加速させる脱炭素化クラウド「ENERGY X GREEN」というサービスを行っています!

このENERGY X GREENの利用プロセスは大きくわけて3つあります。

①CO2排出量の自動算出
企業における活動全体をインプットすることで、自動的にその活動から排出されているCO2の量を算出する。そのCO2量は自社だけではなくそのグループ会社等にも共有され、グループ全体での管理や可視化が可能となる。

②カーボンニュートラルの計画、管理
①で把握したCO2排出量を元に、カーボンニュートラル達成における計画策定をENERGY X GREEN内で実施し、事前の計画と実績を管理することができる。また、国に提出するためのレポート化についても支援する。
③自動での脱炭素化施策の実行
これまでの実績から算出した自社のCO2排出量をもとに脱炭素計画に合わせた炭素利用削減を実行。非化石証書等の調達も自動で実行が可能。

さらにbooost technologies社の強みとして、
社内のエンジニアチーム・コンサルタントチーム・BPOチームが連携することで、導入検討・システム導入・オペレーションまでワンストップで支援することができますことにあります!

最短、低価格、低リスクで「脱炭素化」をワンストップサポートできるため、
”「脱炭素化」に対して何かアクションを起こしたいけど、どうしたらいいのかわからない” 

と困っている企業の方に対して、非常に役立つサービスです!

すでに大企業だけではなく政令指定都市にも導入実績があるようなので、今後もサービスの広がりが期待されますね!

まとめ

今回は、エネルギーテックの代表的な5社のお話をお聞きしました。

カーボンニュートラルという世界の流れの中で、その時代に沿ったサービスを提供しており、世の中の地球温暖化問題を解決に導く社会的意義の大きい事業ばかりでした!

脱炭素化や温暖化対策に、日頃から関心を持ちながら過ごしていきたい、
と改めて感じる時間でした。

今後もドコモ・ベンチャーズでは毎週1回以上のペースで定期的にイベントを実施し、その内容を本noteでレポートしていきます!

次回は、10月26日に実施した「横浜発スタートアップピッチ」についてお伝えする予定です!乞うご期待ください!!

>>今後のドコモ・ベンチャーズのイベント開催情報はこちら





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