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視点の自由研究No.128「視点_仕事ってドラクエだ」

R映像制作はオーダーメイドで毎回全ての案件が変わります。大量生産で同じものを作る仕事ではないですが、おおよそのフォーマットで作っていきます。今回はこの映像制作の仕事を視点を変えて一種のゲームとして見てみようという試みです。案外とクエスト的処理の仕方ができるのが映像制作の仕事だと思っています。

クエスト的視点

RPGというゲームは世に出ている数も多く、皆さんプレイしたこともあるのではないでしょうか。おおまかにその進行を書くと下のような流れになるかと思います。
ざっくりとなので、まずは細かいところは気にせず見てみてください。

RPGの大まかな流れ

大体のゲームにおいて実は最初にやることはゲーム内の街の人々の話を聞くところから始まることがわかると思います。RPGの代表作でもあるドラゴンクエストは特にこの流れがわかりやすく設計されていて、遊びやすく、大人になってからプレイするとその精密な設計に感心してしまいます。ちゃんと情報を聞いていけば、最後の魔王に到達することができる。

ではこれを実際の映像制作に置き換えてみたいと思います。それがこれ。

RPGと映像制作のフローチャート

右の赤字の内容が映像制作を書き起こしたものになります。こちらも制作過程においては様々な試行錯誤とタスクがありますが、大まかに言えば図のようになります。こちらも重要なのは情報を聞くこと。最終のゴールに辿り着くためには、まず情報を聞くということが大切なのです。

仕事もゲーム的に

元々RPGというゲーム自体が現実のミッションを細分化してタスク化したとも言えます。大きなプロジェクトだとどこから手をつけるべきかわからなくなることもあると思いますが、実はゲーム的に考えてクエストの1タスクを考えると理解もしやすい。
現実では、取れる選択肢も数多くあったり、仲間の力にも大きく左右されたりと問題解決には困難が伴います。

しかし、こうしてクエスト化してみると、実は「話を聞く」ということが如何に重要なことかがわかります。

世の中の数多くのプロジェクト。ひょっとしたら一種のゲームとして捉えてみるのも面白いかもしれません。
もちろん、情報収集において勝手に人の家に入ってタンスなどを物色してはいけませんが。。

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