舞台「虹のかけら〜もうひとりのジュディ」を観てきたんだな
三谷幸喜演出x戸田恵子主演の舞台「虹のかけら〜もうひとりのジュディ」
を観てまいりました。
なんとこの舞台、
今月25日にはニューヨークのカーネギーホールで上演される
そうです。
そして、その後日本でも凱旋公演が行われるとか。
って言うか、
2019年に初演されていたとか…。
2月頃にチケットを取ったきり、何も調べていなかったので、驚くことしきりでした。
三谷幸喜演出x戸田恵子主演の舞台
です。
かつ、あのジュディ・ガーランドに関する舞台なら面白いに決まってる!
ってな具合です。でもなんで2019年に観なかったんだろう…。多分、引きこもってただけなんだけど…。
舞台は戸田恵子さん自身の語りから始まって、ジュディ・シルバーマンと言う女性が日記を読む形で進み、それに合わせて、(戸田恵子さんが歌う)ジュディ・ガーランドの歌が入ると言う構成。
一時期映画の世界で流行ったけれど、ドキュメンタリーとドラマが合わさった
モキュメンタリー
のような印象を受けた。
三谷幸喜大巨匠は、モキュメンタリー風フィクションを作りたかったのかな?
なんて事を個人的に考える。
それもこれも
戸田恵子さんと言う女優あっての芝居
だ。
彼女なしでは考えられない。
歌のうまさはアイドル演歌歌手デビューから始まり(売れなかったらしいが)、
その後、アンパンマンを始めとする声優としての活躍、アンパンマンを代表作にするワタクシもワタクシですが、
その後のテレビ・映画・舞台での活躍は周知の通り。
しかし、意外な事に、ワタクシは彼女の舞台を大昔に、やはり三谷幸喜大巨匠の「オケピ」で観たきりだった。2003年ってあるから、21年前!
その後、どこかで彼女の事を触れた気がする…って思ったら、コレ↓でした。アニメ映画の吹き替えだった…。
まあ何が言いたいかと言うと、そんな
彼女のキャリアが生きての舞台
だと思うのです。
10代のジュディ・ガーランドとして「虹のかなたにOver the Rainbow」を歌うシーン。
最初は幼い感じの声を使う様は、声優としてのキャリアでしょうか?
圧巻です!
実に上手い!
正にエンタテナー!
ワタクシは思うのです。彼女がアイドル歌手でなく、ミュージカル女優を最初から目指していたら、どうなったかと…。宝塚とか考えなかったんですかね?最初はなんとNHK名古屋放送児童劇団と言う事ですが…。
戸田恵子さんのイメージとして、ミュージカル女優、歌手という印象は小さいのではないでしょうか?
是非ともテレビでも、彼女の歌の素晴らしさを披露してほしい。
そのぐらい素晴らしかった。
舞台「虹のかけら〜もうひとりのジュディ」は、三谷幸喜大巨匠が書き上げた舞台でありながら、同時に戸田恵子さんの歌手としてのリサイタルショーなのです。
そして、彼女の素晴らしさでもう一つ思いつきました。
歌も演技も素晴らしいのに、押し付けがましさがない。
たまにいるんですよ。そういう女優さんって…。今、思いついただけでふたりいました。言いませんけどね。
彼女にはそういう押し付けがましさがないので、素直に素晴らしいと思えるのです。
堪能しました。
今回のニューヨーク公演に向けてのインタビュー記事があったので載せておきます。
ニューヨーク公演後の凱旋公演スケジュールは下記の通りらしいです。
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