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タイラー・コーエン「World1.0/2.0」を自分の身近に派生させる試み:コロナ後の世界観/元経済学部・SF好き映像作家のメモ①

コロナにより大きな被害を受けている云々という書き出しはもはや当たり前になった。私自身もCM等の撮影をメインの事業にしていることから、すべて延期および見込み案件はストップといった状況になっている。みな大変である、悲しい。吐き出し口がnoteくらいしかない。

せっかくの時間だ。何をしようと思っても何もできない。というよりも「ゴールのない長距離走」を課せられている気分だ。

高校野球で経験した、監督からの理不尽な練習以外で、こんなことはしたことはない。たしか仲間内ではエンドレス・ランニング(ER)のような呼称があった気がするが記憶がない。忘れたい。

withコロナ、Afterコロナと言われるものの、ゴール(終息と断定できる状況)が見えないから何も読めない・予測できない。VUCAであると言われる昨今において、ここまでくると超VUCA状態である。きつい。


すべてのビジネスや行動がおおかたの予測のもと発案され、資金調達し拡大するとしたら、それは仕方がない。ましてや個人の生活など読めるはずがない。

かの経済学者タイラーコーエンは、「World1.0 / 2.0」という概念を通じ何かしらこの先の未来を提示しようとしている。


私も一介の経済学部出身かつSF好きの映像クリエイターとして同じような思考を試みた。これは個人的なメモの類であり、コロナ時期を回想するための乱雑な試行である。そして願わくは生き残りたい。

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