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100%の本気を出した伊計島の海

沖縄県うるま市にある伊計島。
那覇からは90分ほどの距離にあり、豊かな自然が残るこの島の海は、沖縄県民から見ても「想像以上の美しさ」です。

しかも、伊計島を訪れたこの日は雲がほとんどない晴天。
夏の青空。カンカンの太陽。真昼間。と言うこともあり、この日の伊計島の海は100%の本気モードでした。

伊計島漁港

まずは、伊計島漁港へ。
離島に来たら、まずはなんとなーく漁港へ行くのが私のドライブの定番になっています。

離島の漁港ってすごく穏やか。
穏やかな波が漁港に停泊している船の底にあたってチャプチャプという音が響きます。

チャプチャプという波の音と、無造作に干された漁業用の網。

そして、キラキラの海。

船が停泊してない場所は、ずっと向こうまで浅瀬が続きます。
少し離れた場所はエメラルドグリーンの海になっていて、沖縄県民の私でも「うわぁー!沖縄の海きれい!うわぁー!」と、テンションが上がる美しさ。

まずはここで何枚も写真を撮りたくなります。

消波ブロック周辺のサンゴ

漁港の近くには、消波ブロックが積み重ねられた場所がありました。
海の上にまっすぐ伸びる道になっていて、「青春」の香りが漂います。

心地よい風が通り、猫さんも海を眺めながらお昼休憩。

失われた青春を取り戻すかのように、ドライブ中に消波ブロックを見つけると、私はとりあえず行ってみることにしています。
消波ブロックに登って、そこからしか見えない海を眺めるのが好きなのです。

「あーぁ、もし私が高校生だったら放課後にパピコとか食べながら、友達と消波ブロックの上で語り合ったりしているのかな〜」なんて妄想を膨らませます。

消波ブロックの道を歩いてみます。すると気がつくことがありました。

あれ?熱帯魚がたくさんいる!
あれ?浅瀬なのにサンゴ、多くない?

サンゴ、熱帯魚、漁港から出航する船、エメラルドグリーンの海。そして、伊計大橋まで眺めることができるこの場所は、なかなか優秀なフォトスポットなのではないか?と思ってしまうほど。

イツクマの浜

「消波ブロックの道」の近くには「イツクマの浜」という小さなビーチがありました。
ここは、観光客があまりいない穴場のビーチ。

※注意※
遊泳設備が整っていないため、安全面は自己責任で

潮が引いていた時間だったため、サンダルで歩いて散歩ができるような浅瀬が続いていました。

カラフルな熱帯魚など海の生き物を観察するにはおすすめ。

この日は、海水が溜まって小さなプールなっている場所に、親子がいました。
炎天下の中、海水の中であぐらをかいて座り込む。まるで温泉にでも浸かっているかのようなリラックスモードの父と息子。

時折、網を広げて生き物を捕まえようとしているようでした。

一瞬、網を広げては「あ〜ぁ」と言いながら、座り込み、またしばらく温泉に浸かるようなリラックスタイムが続く・・・といったことを延々と続けている様子。

マイペースに海を楽しむ親子の姿に思わずほっこり。
けっこう長い時間、天然プールに浸かってのんびり時間を過ごしていた父と息子。そして、そんな二人を幸せそうに見守る母らしき女性。

「子供を沖縄で育てたい」「家族で自然豊かな場所でのびのび暮らしたい」。
沖縄移住を目標にしている人たちが理想とする、休日の過ごし方なのかもしれませんね。

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