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最高のコーヒー片手に、ビーチでサンセットを眺める①

沖縄県に住んでいると、県外在住の方から
「いつでも海に行けていいね」
と、羨ましがられることがよくあります。

だけど、こんなに海に囲まれているというのに、意外と沖縄県民は海へ行く機会が少ないのかもしれない、と思う今日この頃。

平日はくたくたになるまで働いて、家に帰ると家事に育児に、はたまた介護に大忙し…なんて暮らしぶりは、県外の方とはさして変わらず。

海が近くにあるからといって、毎日海を眺めながらのんびり過ごしているかといったら、ほとんどの沖縄県民にそんな余裕はありません。

そこで今回の記事では、

  • 沖縄県民の私が「海へ行きたい」と、ふと考える瞬間について

を綴っています。

また、今回、動画や写真を撮影した、

  • アラハビーチへの行き方

  • アラハビーチのおすすめ散歩コース

なども紹介しています。

最後に、

  • サンセットを眺めながらビーチで過ごす贅沢時間の過ごし方

を美しい写真付きで紹介しているので、
沖縄で「日常を忘れて、のんびりとした時間を過ごしたい」と考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

\動画でも紹介しています/

「海へ行きたい」と、ふと考える瞬間について

海の近くに住んでいる沖縄のちびっ子たちは、放課後になると「毎日海へ直行」なんて話を耳にしますが、大人になるとそういうわけにはいきません。

大人になるにつれ、海で遊ぶ機会もなくなり、だんだんと日常から海が遠くなってしまう沖縄県民も多いはず。

もしかすると一部の富裕層は、毎日優雅にチワワを連れてビーチを散歩しているのかも?

そんな妄想をするぐらい、私にとって「海」は身近なようで、憧れに近い、特別な存在です。

海は近くにあるけれど、本当にたまーに行くくらい。
夏になればビーチでバーベキューをする機会が増えるけど、本当にそれくらい。

しかも、ほとんどの場合、海では泳がず、ビーチでひたすら肉と酒を貪ります。

海は泳ぐ方ではなく、眺める方が好き。
海は好きだけど、どっちかっていうとビーチでのんびり過ごすことが好きってことなのかもしれません。

私にとっては、海は県外から来た観光客同様、「非日常」です。
見慣れてはいるかもしれないけれど、コンビニやスーパーほど身近ではない。

私が「海へ行こう」と思うときは、頭のどこかで「日常の忙しさを忘れたい」と考えているときのかもしれません。

アラハビーチへの行き方

今回、写真と動画を撮影したアラハビーチは北谷町にあります。

「北谷」といえば、美浜のアメリカンビレッジが有名で、アメリカ人も多く居住しているため、街を歩いているだけで海外に来た気分になれます。

アラハビーチのサンセット
アラハビーチに隣接するバスケットコート

今回サンセットを眺めたアラハビーチは、那覇方面からだと「58号線」を北上し、「アラハビーチ」という大きな看板で左折してしばらく中道を走ったところにあります。

ただし、沖縄県民の私たちは、「アラハビーチ」の看板より「サンエー」の看板を目印に左折。
(「あ、アラハビーチの看板出てるのね」と今回改めて気づいた)

58号線で目印にしているサンエーの看板

中道からアラハビーチの駐車場へ入ったとしても、日中は満車で駐車できないことが度々…。

アラハビーチ第一駐車場。いつも満車です

土日の15時〜16時くらいに行った時の、アラハビーチの駐車場の混み具合は以下の通り(個人的な感想です)

  • 第一駐車場→常に激混み

  • 第二駐車場→やはり激混み

  • 【おすすめ】第三駐車場→大体空いてる

少し歩きますが、一番離れた場所にある第三駐車場だと大体空いていたりします。

ここの駐車場はあまり知られていないのか、ビーチから距離があるからあえて停めないのか、いつもガラガラです。

日曜16時くらいの駐車場

ビーチまでは徒歩で2〜3分ほどの距離。
海沿いを歩くことには違いないので、その道中も海を見ながら散歩することができます。

おすすめの散歩コース

北谷公園の駐車場
アラハビーチまでのウォーキングコース

アラハビーチから歩いて2〜3分ほど歩きますが、一番離れた駐車場からアラハビーチまでの道中がかなり散歩コースとしておすすめです。

南国の植物に囲まれた道は、歩いているだけで本当に気持ちがいい。

アラハビーチのサンセット
秋になるとススキが生えていたりもする

たくさんの緑に囲まれて波の音を聞きながらのんびりと散歩することができます。

運が良ければハイビスカスが咲いているかも?

途中でアスファルトでできた階段のような場所があり、そこで編み物をする人や、読書をする人、ただ海を眺めている人などなど…。

海での過ごし方は、人それぞれ。

道中にある、階段のようになっている場所

道中にある「しおかわ橋」から眺める景色も乙です。

アラハビーチのサンセット
しおかわ橋

「しおかわ橋」は海と川がぶつかる場所にあり、周りに遮るものもないため、穏やかな海を眺めることができます。

しおかわ橋からの風景

橋の出入り口ではシーサーがお出迎え。

アラハビーチのサンセット
しおかわ橋を渡った所にいたシーサー

ビーチまでは少し歩きますが、歩いているだけで気持ちの良い道が続くので、おすすめです。

ウォーキングコースとして整備された道

アラハビーチは海沿いにウォーキングコースが設けられています。

夕方の涼しい時間にかけて、ウォーキングやランニングをしている外国人も多くみられ、まさに海外へ来たような気分になります。

サンセットを眺めながらビーチで過ごす贅沢時間

アラハビーチのサンセット

私のビーチでの過ごし方は、日が落ち始めた夕方、近くの自販機で買った缶コーヒー片手に、水平線の彼方に太陽が沈んでいくのを、ひたすらぼーっと眺めるだけ。

アラハビーチのサンセット
サンセットを眺めながらの缶コーヒー

開けた水平線に、吸い込まれるように夕陽が沈んでいく。
沖縄の太陽は夕方になってもめちゃくちゃ眩しいので、昼間はエメラルドグリーンだった海が、太陽光の反射で金色になります。

アラハビーチのサンセット

燃えるようなピンクや紫、夜に移り変わるグラデーションの空が本当に美しいんです。

アラハビーチのサンセット

不思議なもので、大きくて美しいものをぼーっと眺めているだけで、平日頭を抱えていたトラブルとかも、なんだか小さく思えてくる。

アラハビーチのサンセット

平日仕事で凹んだこととか、人間関係の悩みとか、日々開いていくムカつく毛穴も、うーん、、、まぁ、なんとかなるかぁー、と思える。

アラハビーチのサンセット

ビーチでは、1本120円の缶コーヒーで、何時間座り込んでも誰からも怒られない。
しかも、無料だし、ダラダラしてても誰からも責められない。

なんたって、こちとらビーチにいるので洗濯物取り込んだり、晩御飯の準備なんてできません。

仕事の連絡が来たって、ビーチにいるので対応不可です。
Wifiも飛んでいないからリモート対応だってできませーん。

社会人と主婦を10年以上続けて思うことには、「何もしなくていい時間」が一番贅沢だということです。

誕生日プレゼント何が欲しい?と聞かれたら、なりふり構わず「一日何もしなくていいですよ券が欲しい!」と答えます。

海が見える特等席(地べた)で、最高のコーヒー(自販機で買った)片手に、何もしない時間を過ごせるって、なんて贅沢なんでしょうか。

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