追加投資のご報告｜アンドパッド

本日2020年7月20日に株式会社アンドパッドより配信されましたプレスリリースの通り、投資先 株式会社アンドパッドのシリーズCラウンドにて、弊社DNX Venturesも追加出資いたしました。同ラウンドへは株式会社グロービス・キャピタル・パートナーズ、Salesforce Ventures、BEENEXTとともに共同出資、シリーズCのファーストクローズ総額は約40億円となりました。なお、今後2020年9月を目処に、総額約60億円（今回の調達額を含む）の資金調達を完了する予定としています。

アンドパッド、40億円の資金調達を実施

ANDPADとは？

アンドパッドは、「幸せを築く人を、幸せに。」というミッションを掲げ、業界の人手不足解決、働き方改革を加速させる建設・建築業に特化したクラウド型建設プロジェクト管理サービスを提供しています。
2016年3月のサービスリリース以来、現場の効率化から経営改善まで一元で管理できるクラウド型建設プロジェクト管理サービスを提供し、2020年7月現在で2,000社の企業に導入、施工現場数は270万件、14万人の建設・建築関係者が登録し、これまで3,420万枚の施工写真がアップロードされるまでに急成長を続けています。

他のサービス・システムと連携

今回の調達資金によってアンドパッドが目指すのは、プロダクト開発体制の増強による顧客体験の圧倒的な向上、そしてR＆Dとして、業界全体のDX化に貢献するテクノロジーを追求し、社会実装の検証を進めること。

現場仕事が多い建設・建築業界の働き方も、新型コロナウイルス感染症の拡大を契機にテレワーク化が進むなど、デジタル化への動きが加速しており、今後さらなるDX化・IT化への投資拡大が予想されています。また、コロナ禍による現場直行直帰のワークスタイルへの変化やFAX出社への懸念、建設業就業者の約3割が55歳以上と高齢化が進んでいるなどの社会背景により、クラウドサービスである「ANDPAD」へのニーズと期待も増加しています。

そこで、建築会社の業務DX化に貢献するべく、「ANDPAD」と併用できるサービス・システム連携「ANDPADアライアンス」を進める予定です。

初期のパートナーには、電子契約「クラウドサイン」の連携や、顧客情報・営業情報・施工情報の一元管理を実現する「Salesforce Sales Cloud」とAPI連携した「ANDPAD for Salesforce」、第三者施工品質評価会社である株式会社NEXT STAGEと共同で提供する、住宅建築における施工管理全体のチェックリストの効果的なエビデンス管理機能など、早速複数のアライアンス提供を開始します。

前回のシリーズBラウンドから1年と経たず、ますます成長加速しているアンドパッド。DNX倉林による代表稲田さんの、創業ストーリーや組織づくりについてのインタビューも近日公開予定です。乞うご期待ください。

文・上野なつみ