見出し画像

新規国内投資|Flow Solutions

本日2019年9月18日付にて、株式会社Flow Solutionsより配信されましたプレスリリースの通り、弊社DNX Venturesは、小売業界に向けたデータ活用ソリューションを提供する株式会社Flow Solutionsへ投資を実行致しましたことをご報告致します。本ラウンドへは、アコード・ベンチャーズ、HAKUHODO DY FUTURE DESIGN FUND、楽天キャピタル、Darwin Ventureと共に投資しました。本出資は、弊社のSaaSシード枠(3号ファンドの一部をシード投資予算として振り分けています)からの投資となります。
>> プレスリリース


Flow Solutionsって?

Flow Solutionsは、カメラなどの端末で取得したデータを統合し、分析、可視化、予測などが可能な、小売り向けストアコミュニケーションプラットフォーム「InSight」を開発・提供しているスタートアップ。「InSight」は、IoTセンサーを通じて取得した来店客数や顧客属性、POSや店内の導線、レジ待ちなど店舗内の各種データなど、店舗にかかわるあらゆるビッグデータを取得・統合し、ビジュアル多彩で見やすいレポート画面として可視化。さらに、eラーニング機能(操作方法・データ活用方法チュートリアル)を通じて、データの取り扱いをサポート、従来のプロダクト・サービスでは困難だった店鋪でのデータ活用を促進し、店舗スタッフが実際に顧客サービスへ反映することで、顧客サービスの向上を実現しています。

画像1

カナダや米国、欧州など海外諸国では、すでに7割程度の小売店で来店者分析や転換率の計測など各種店内分析が実施されています。一方日本では、POSに集積したデータ分析が主流のため、非購買者に関するデータなどを含めた網羅的な店内情報収集・分析が浸透しておらず、多くの小売店で店員の勘と経験に基づく事業が実施されています。
本サービス「InSight」は、すでに、tutuanna(チュチュアンナ)やTriumph(トリンプ)などのアパレルブランドなど先進的な企業で導入が進み、商品棚毎のパフォーマンス分析の実施により、分析結果に基づいて商品陳列が変更されるなど、同サービスを活用した改善事例が多数生まれています(2019年7月時点)。


調達資金の活用用途

今回調達した資金でチーム強化を行うほか、プロダクト面では、ポイントサービスの分析機能やエクスポート機能を追加、また、AIを使用した予測機能も充実させるべく開発を進める予定です。店舗における様々なデータの収集・活用を通じて、店舗における顧客体験の向上が期待できます。


倉林コメント

IoTやAI、クラウドの浸透が追い風となり、リテール分野でのイノベーションが世界中で起こっています。日本の小売業者様に先進的なソリューションを提供してきたFlow Solutionsが、リテールテックスタートアップの代表的な会社として、日本及び世界で成長していく事を期待しています。


また、今回はTechCrunch Japanにて、代表チャド・スチュワート氏のコメントも含め、同社の提供サービスInSightや今後のビジョンと合わせてたっぷり紹介いただきました。ぜひ合わせてご覧ください。
>> TechCrunch Japan「小売業界のデータドリブンな意思決定を支援、店舗分析サービス開発のFlow Solutionsが1.5億円を調達」

弊社の培ってきた、SaaS、AIの知見を通じ同社の成長に、そして店舗における顧客体験の向上に貢献していけたらと思います。ぜひ、ご期待ください。


(文・上野なつみ)

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

他の記事もぜひ!
2
DNXは、2011年よりシリコンバレーと東京に拠点を構え、日米市場を中心にB2Bスタートアップへの投資を行っているベンチャーキャピタルファンドです。 | https://dnx.vc/jp | https://www.facebook.com/dnxventures/
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。