科学的エビデンスに基づくプロテイン開発 「効く」を目指すDNS
こんにちは。
職業柄、わたしたちDNSのメンバーは
結局、どのプロテインを買えばいいの?
と聞かれることがよくあります。
そんな時に
どうなりたいの?
と聞き返すわけですが、実感として
重いものを持ち上げたい
速く走りたい(タイムをあげたい)
という人も多いです。
一言で言えばパフォーマンスの向上。
今回は、競技力をあげたい、瞬発力を上げたいといった要望に応えるべく、DNSが開発したプロテインがテーマです。
DNSのコンセプト
企画が始動したのがちょうど昨年の6月のことです。身体づくりのベースとなるプロテインは良いとして、他に何を配合するか、が最大のポイントとなりました。
DNSのコンセプトの一つは
効果の高い商品づくり
であり、我々のポリシーは
サイエンスに基づき、エビデンスが明確に存在する成分、アスリートにとって"本当に効く"成分を、十分な量入れる
です。
国際スポーツ栄養学会での研究報告をはじめ、最新のデータを商品設計のベースとすることで、できるだけ高い効果を得られることを目指しています。
そして、今回私たちが注目したのがHMBとクレアチンです。
ほかの成分も配合する候補には上がっていたのですが、2018年の国際スポーツ栄養学会のレビューを確認したところ、
やはり、この二つは筋肉の増量と筋力の増大に効果がありそうだ
となりました。
上の表が示している通り、「Strong Evidence to Support Efficacy and Apparently Safe」(効能を実証する強力な根拠があり、明確に安全)のカテゴリー内で、
Muscle building supplement(筋肉を作るサプリメント)にHMBとクレアチン
Performance Enhancement(パフォーマンスを高める)にクレアチン
が記されています。
HMBとクレアチンについては、このnoteでもこれまでに取り上げてきました。
簡単にまとめると、
HMB=筋タンパク質の分解を抑制
クレアチン=爆発的な動きのエネルギー源
ということになります。
そして、いうまでもないですが、
ホエイプロテイン=筋タンパク質の合成をサポート
です。
味はどうする?
成分が決まれば、次はフレーバー(風味)です。
トレンドに敏感な若手のトレーニーに受け入れられたい
ということで検討を開始。
ビタータイプであり、サラッと飲めるビターチョコレート
流行りのエナジードリンクタイプ
これらを社内で試飲を重ねました。
エナジードリンク風味については5パターンで試飲を進め、
クセになる感じを持たせたい
ということで、最も評価の高かったものにスパイシーさを加え、バランスを整えて完成させました。
ビターチョコレートは風味の調整に難航しました。
ホエイ原料とビターチョコレートの風味を合わせ、それでいてサラッと飲める配合のバランスが難しく、製造元企業さんに何度も相談して完成に漕ぎ着けました。
どちらの風味にしてもHMBとクレアチンを十分な分量配合するとなるとそれなりのコストがかかってしまいます。
詳細を語ることはできませんが、DNSの同格の製品と同じ価格を維持するため、様々な部分でコスト削減を図って製品化につなげたわけです。
完成
企画から1年弱。
こうして自信を持って「ホエイプロテインHMB&クレアチン」を世に送り出す準備が整いました。
身体を作り、かつパフォーマンスを向上させたい高校、大学の部活生からトップアスリートまで、幅広く支持されるはず!
と期待していたのですが、新型コロナウイルスの影響でその目論見は残念ながら外れてしまいました。。。
ただ、そんな中でも多くの方に興味を持っていただけているようで、DNSメンバー一同、大変ありがたく思っております。
最後に
毎度お馴染みDNSのブランドサイト「DNS ZONE」の記事の紹介です。
今回ご紹介したホエイプロテインHCについての記事でして、併せてβ-アラニンを摂ることの有効性などについてまとめてあります。
ホエイプロテイン、HMB、クレアチンが劉備、関羽、張飛なら、β-アラニンは諸葛亮孔明である。
一体何のことを言っているのでしょうか、、、?
よろしければご一読を。
それではまた次回!