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話題のmRNAを考える。
新型コロナ感染症で一躍有名になったmRNAです。メッセンジャーRNAということで、言葉からは何かの伝令のイメージを想像するのではないでしょうか。
言葉通りにまさに伝令という仕事をやっているものとなります。
お仕事としては生物を構築する大切なタンパク質を作るための設計図を運ぶまさに伝令をやっているのです。
さて、タンパク質合成としてはセントラルドグマという言葉、概念があり
DNA → RNA → タンパク質
という流れで合成されるということが一部例外もありますが一般的となっています。
このRNAを細分化したものが
mRNA tRNA rRNA
となります。今夏はこの3つの中のmRNAのお話ということです。
mRNAのお仕事としてはDNAの情報を受け取ってタンパク質を合成するリボソームに伝えること、tRNAはタンパク質の原料となるアミノ酸を運ぶ役割、rRNAはタンパク質を合成するリボソームの構成要素となっています。
生物の設計図のDNAは大量の遺伝情報を持っています。その大量の情報の部分、部分をを切り出した部分をmRNAは受けリボソームと運びます。
ヒトの体は細胞でできています。赤血球を除く体を構成する細胞の中には核がリボソームがあり、日々DNAからの遺伝情報をmRNAが運び、tRNA、rRNAとともにリボソームがタンパク質を合成しています。
日々タンパク質が作られているということです。このタンパク質には良いもの、悪いものがありその判別は免疫という仕組みにより排除されていきます。
この免疫の仕組みにより排除する機能を利用したのがmRNAワクチンです。以前より研究が進められてきたものが今回、承認され実用化さたということです。
免疫の仕組みについては
mRNAワクチンにつては賛否があり今後の動向にも注目しておきたいと思います。
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