ウェアラブル端末を活用した感情分析新サービスのご案内
電通マクロミルインサイト(以下:DMI)ソリューション開発グループ前田です。
本日は新サービスのご案内をいたします!手首や腕などに装着するだけで、歩数や運動の消費カロリーを計測でき心拍計や睡眠計などとして健康管理もできるウェアラブル端末が普及して数年が経とうとしています。
腕時計型のスマートウォッチが代表的ですが、近年さらに進化を遂げて、行動だけでなく喜怒哀楽などの感情やストレス状態まで測定が可能になっています。
DMIでもこのウェアラブル端末での感情/ストレス計測を活用した新サービスを提供することになりましたので、ご紹介いたします。
どんなサービスか?
感情分析サービスの特徴
「ウエラブルデバイス」を用いた「感情やストレス測定」のサービスです。ノンバーバル(非言語)環境で行為、行動の要因となる「感情や気持ちを把握」するソリューションになります。
被験者に一定時間デバイスを装着してもらうだけで、自動的に心拍数・心周期を測定します。測定した結果を独自のアルゴリズムで解析することにより、「快適」「不快」「覚醒」「眠気」などの心身の状態に分類してデータ化するサービスです。
被験者自身に現在の状態を逐一質問(アスキング)しなくても、なぜその行動するにいたったのか=行動の要因となる「感情や気持ちを把握」することが可能です。
導入の背景
感情分析サービス導入の背景
生活者の実態を正確に把握するために、WEBサイト・サービス等の閲覧・利用ログや、GPSを活用してスマホなどで取得できる位置情報、または購買データなど、いわゆるアクチュアルデータを活用することが一般的となってきています。
このアクチュアルデータをより活かすために生活者に直接質問・リサーチして得られた従来のアスキングデータとかけあわせることをDMIでは推奨しております。アクチュアルデータではなぜその行動を取るに至ったのか、がわからないためそれを補完するためにアスキングデータを活用することが重要です。
アスキングデータの重要性について、ご興味がある方はこちらの記事(デジタルマーケティングの進化に伴うアスキングの役割とは?)もご参照ください。
今回リリースするサービスでは、アスキングよりもさらに深い人の行動の要因となる「感情や気持ち」を把握しデータ化することで、よりユーザーや生活者像が鮮明になり、マーケティング活動への活用が期待されます。
主な利用シーン・用途
新商品/試作品などの体験時やインタビュー時の感情を計測することで、様々な示唆を得られます。
例1:行動観察やエスノグラフィー
自宅内やイベント会場などで被験者にウェアラブル端末を装置してもらいます。言葉には表現しきれない生活実態を計測でき、どういったシーン、体験で感情が動いたかを把握することができます。
例2:デプスインタビュー
インタビュー時にウェアラブル端末を装着していただき、感情が大きく動いたタイミングでの発言内容を確認することで、被験者の本音や気持ちを確認することができます。
また開発途中の試作品や新商品を使用しかつアスキングによる評価と併用することで、言葉には表現しきれない利用実態を計測でき、どの操作をしているときに感情が動いたのかを把握することができます。
更に詳細を知りたい方へ
更に詳細を知りたい方は、サービス案内資料を御覧ください。
こちらからダウンロード可能です。
サービス案内資料にはサービスの概要、具体的な事例や、アウトプットイメージ、料金なども記載しております。
現在、トライアルでの特別価格でご案内しておりますのでご興味あるかたは、問い合わせフォームからお問い合わせください。
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