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どんな人と一緒に働きたい?

20代の頃、僕は仕事が出来るようになりたいと思っていました。仕事が出来るようになれば、もっと昇進なり転職して稼げるようになると思っていたからです。

では、「仕事が出来る」とはどういうことでしょう?資格があるとか?能力があるとか?少なくとも僕は、能力や( IT業界に居たのプログラミング等の)技術が必要だと思っていました。

30代半ば頃、友達と話し合ったことのひとつとして、「仕事が出来るってことは周囲から必要とされるということだと思うけど、では、あなたはどんな人と一緒に働きたい?」というのがありました。もっと言えば「どんな上司の元で働きたいですか?(逆にどんな上司の元では働きたくないですか?)」、「どんな後輩と一緒に働きたいですか?(逆にどんな後輩は持ちたくないですか?)」とも。

いくつか考えてみました。

<上司だとしたら...>
・上下に対して態度が変わらない、平等で一貫性がある
・器が広く、様々なタイプの人を受け入れる度量がある
・責任感があると同時に、人を信じて仕事をまかせてくれる、
 途中であれこれ口出しして余計な命令をしない
・頑固さが無く、誰の意見でも「良いものは良い」と素直に言える人
・謙虚で、もしミスをしても自分の誤りを認められる人
・ビジョンが明確で、メンバーが何を頑張れば良いかを伝えられる
・いつでも明るく、情熱的
・親しみやすく、対等に笑い合える
・たまに奢ってくれたりなど、粋なお金の使い方をする、
 尊敬され憧れられる存在である

<同僚や後輩だとしたら...>(上司の場合の重複は省略)
・努力して、常に改善しようとする
・お互いに切磋琢磨し合える
・約束を守る、時間を守る、連絡をした際にすぐ連絡が返ってくる

こんなところでしょうか。
理想を挙げれば、こんな上司や、同僚・後輩と一緒に働けたらいいなと思いました。

そのときにみんなで話して気付いたことがありました。
あれ、これらの特徴って、才能とか能力関係無くね?

そうなんです!ふと友達の誰かが気付いたことですが、
「仕事が出来る」、もっと言えば「仕事において周囲から必要とされる」というのは、資格や能力・技術ではないのです!

上記で理想としてたくさん挙げたようなものは、いわゆる「人間力」だなと。

大事なのは、人間力をつける努力をしようと。
仕事をする上で(なんならプライベートでも)「人間力をつけて仕事をすると良い」ということでした。

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