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何を望んでいるのか(2)

前回の続きになります。
やり甲斐はあるけど薄給で多忙な仕事より、まずお金を稼ごうと思うことは自然なことだとお話ししました。


▼ 一緒に働く人、活躍すること

前回の続きで、マズローの5段階欲求から考えてみます。

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お金が稼げている前提であれば、「仲良い人と一緒に働きたい!(3段階目)」「活躍して認められたい!(4段階目)」と思うことも自然です。

どんなに稼げていても、一緒に働いてる人との仲が悪かったり空気感が悪かったら、働いていてもストレスが溜まっていきます。

同じように、稼げてはいるけど、それが自分の力ではなく、周りから嘲笑されていたり軽蔑されている状態では、自分自身満足のいく状態にはならないでしょう。

宝くじに当たっても幸せにならない人がいるのはそういった理由でしょう。自分自身、「宝くじに当たって悠々自適に暮らしたい〜」って思ったこともありましたが、同時に「果たしてそれで本当に幸せかな?」とも思いました。最初は良いかもしれないけど、もしかしたら数年ニートしてたら「飽きるかもな」と。何なら、社会復帰出来なくなって社会が怖くなるんじゃないかなと。

なので、宝くじや株や仮想通貨などで、ただお金と時間を得ようと思うことより、「仲が良い人と一緒に働きたい!(3段階目)」「活躍して認められたい!(4段階目)」となるほうが健全だと思います。

※ 稼ぎたくて宝くじや株や仮想通貨に手を出すことは、ただ楽して儲けたいだけの人か、やり甲斐とか考えてなくて目の前のお金のことしか考えてないだけの人か、社会性ゼロな本当の人間嫌いか、仕事の努力が収入と連動していない公務員のいずれかだと思います。
(そういう人も居るし、「楽して儲けたい」なんて思いがちなんで、悪いことではありません)

▼ 趣味を充実させることは?

働いている職場の同僚や上司と仲が良くなかったり、自分が職場で活躍していないことは、思った以上にストレスだと思います。そのため、趣味を充実させようと思う人も居ます。何なら、20代の頃の僕は、趣味を充実させることを重視していました。

趣味の世界も、充実してくるとむちゃくちゃ楽しいです。一緒に趣味を楽しむ友達とは当然のように仲が良くなりますし(自分と合わない人とは仲良くならなければよいだけですし)、自分自身の成長をわかりやすく実感できたり、自分の活躍の場を作れたりします。

僕は、3年以上、趣味に没頭していました。その時に、いわゆる起業して仕事を充実させている友達に言われたのです。

「努力の方向性が違うんじゃないの?」と。

僕自身、人生を充実させて幸せになりたいと思っていて、趣味に没頭していました。趣味の世界で、友達と楽しんでいたり、成長感や活躍している感を感じていました。しかし、仮に1日8時間働くと考えた場合、人生の 1/3 の時間は仕事なので、仕事に対しても幸せを感じたいなと思うようになりました。

▼ 自分のために働く

仕事において、お金を稼ぎつつ、気の合う仲間と一緒に楽しみながら、自分の活躍の場を見せるというのが、理想の働き方です。

スポーツの世界だとわかりやすいでしょう。チームスポーツにおいて、自分が活躍することでチームを勝たせる、結果賞金を得たり年俸を上げるというのがプロの働き方です。

仕事に一生懸命になって、それが自分のためになっているかどうかが重要です。スポーツでも将棋でも芸人でも、プロの世界は結果がすべてなので、理想的過ぎるかもしれませんが、努力がちゃんと報酬・収入という形で報われる世界でありたいし、そういう環境を作りたいと僕は考えています。

※ もうちょっとだけ続きます。

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