続【日本語で検索編】:マーケティング用語の不可思議(日本語と英語で略語が違うの?!)
の続き【日本語検索編】です。
調べもの、楽しい。実験的に、ChatGPTとBardの両方で試してみました。検索サイトで日本語を使って探したのですが、Cost Per Conversionを解説した記事がみあたらなかったからです。
マーケティング用語のCost Per ConversionとCost Per Acquisition をさらに突っ込んで調べてみました。
学術的に調べるのは時間がかかりすぎますし、マーケティングを専攻したわけでもないので、ChatGPTとBardの二つを使い、出てきた情報はある程度正しい(間違いはあるだろうけれど、100%の間違いではない)としてざっくり調べてみます。事前に検索した時に、日本語の結果と英語の結果が異なることはわかっているので日本語(この記事)と英語(次の記事)で比較してみます。
詳細は下で紹介しますが、推測(憶測)するに、日本語で聞いて得た回答をまとめるとしたら
Cost per Conversionは、Cost Per Actionと意味的には大体同じで、ハードルの低いコンバージョンにも使えるし、ハードルの高いコンバージョンでも使える。
Cost Per Acquisitionは、直接利益の出るような(潜在)顧客の行動をコンバージョンとして設定した時に使う。
のかな、と。
Cost per Conversion
Chat GPTの回答
Bardの回答
いや、Cost per Conversionなんですけど?なんでCPAなの?
雑感的まとめ
Bardよ、CPAのことを聞いているわけではないのだけれどね。目をつぶろう。どちらも、コンバージョン単価として解説してくれてはいるので、「コンバージョン単価」なのは、間違いではなさそうです。
コンバージョンは、
が一番わかりやすい説明でした。つまり、ユーザー(訪問者)が、出稿側のあらかじめ定めた目標とした行動をとることですね。ハードル低い(サイト訪問など)ものからハードル高い(製品購入など)ものまでそのコンバージョン(設定目標)は多岐にわたる、と。
Cost Per Acquisition
ではCost Per Acquisitionはどうでしょうか?
Chat GPTの回答
Bardの回答
雑感的まとめ
Acquisition=ChatGPTで企業が重視する行動、Bardで顧客獲得単価(CPA)の言葉が出てきました。
いろいろなコンバージョン(設定目標)があるけれど、その中でも直接的に利益が出たことになるコンバージョンをAcquisitionとして区別している、ということでしょうか。
でも、Bardよ。コンバージョン単価(CPA)と顧客獲得単価(CPA)と略語同じなんだけど。私より雑かもしれない。好き。
Cost Per Action
Chat GPTの回答
特定の目的の範囲とは何かを知りたい。Acquisitionと指し示す範囲の違いがあるのだろうか?
Bardの回答
ん?コンバージョン単価のことだと言ってきました。Cost per Conversionでもコンバージョン単価って言ってたのに。ちょっと混乱してきた。
Bardは別の回答も用意してきました。回答2はCost Per Acquisitionとはの書き出しで説明。だーかーらー、Cost Per Actionを聞いているのですけれど。試験運用中だから仕方ない。
さらに別回答。これはまともっぽいけど、やっぱりコンバージョン単価(CPA)ですって。Cost per Conversionと同じ。よく読むと、Cost per Conversionと同じ意味の回答をしています。
雑感的まとめ
AIに日本語で聞く限り、いろいろ混乱してしまう。
日本語でChatGPTとBardに聞く限り、
Cost per Conversion ⊃ Cost Per Acquisition ⊃ Cost Per Action
かな?Cost Per AcquisitionやCost per Conversionは設定目標はユル目でもいいけれど、Cost Per Actionは利益に直接つながる顧客の行動にコンバージョンを限定する、のではなかろうかと。単なる推察・憶測ですが。