木で世界地図をDIYしてみた③完成
いよいよ完成編です。
工作編はこちら。
⑩完成!
一番こだわったので、継ぎ目はアフリカが一番綺麗です。
失敗1 木は研磨、オイルすると色が変わる。
隣合う木は全部違う色々にしたつもりだったんですがね。
色が濃い木ほど、オイルまでするとほぼ同色になってしまいました😢
イタリアの長靴もこだわって作り込みましたね。
失敗2 黒檀はほとんど着色できない。
黒檀は硬く木の密度が高いせいか、
ワトコオイルでもほとんど着色できませんでした。
白地はまだマシですが、それでもよくあるSPF材に比べると全然色がつかないです。
正直これは誤算でした。
色にこだわる人は事前に余材に塗って発色を確認しましょう。
一番作り込んだ日本だけやたらリアルです(笑)
失敗3 作り込み差でバランスが…
貼ってから気付いたんですが、樺太が太い!
日本だけ作り込んで、樺太は元の白地図のまま切ったから、こんな事になったんですね。
愛国心?もほどほどに(笑)
失敗4 島を紛失
カナダより上のクイーンエリザベス諸島を
一個無くしました。
配置ずらして誤魔化した結果、ここだけ世界が歪んでます(笑)
端材なので、厚みが違う板がありますが、
あえてそのままにして立体的にしています。
この方がカッコいい!
失敗5 標高と厚みが無関係
これは板がそこまで都合良く揃わなかったので、
失敗とまでは思っていませんが…
標高に合わせて裏に薄いベニヤとか挟めば、
より立体的になったと後から気付きました。
何も無かった白壁が
カッコ良くなったので個人的には大満足です!
費用総額
ツールや木材以外が結構高くついたのですが、
他の工作でも使いまわせるし、
二万円弱でこのクオリティなら良い方では無いでしょうか?
作ってみようと思った方へ
◆自分がどこにこだわりたいか、
どこまで労力をかけれるか自分と相談しましょう。
端材を組み合わせたのは木の色も変えれるし、安くあがるし、我ながら良いアイデアでした。
ただ、そのせいで一ヶ月と見込んでいた製作期間が三ヶ月に延びました。
全ては噛み合うよう削り出しにこだわったせいです。
一枚板から切り出せば、切り代の隙間はできますが、均一に作れるので、一長一短です。
◆研磨、オイル後の色は余材で事前に確認しましょう。
こだわらなければいいのですが、本当に色味は木によって変化します。
この世界地図の後にも色々作ってますが、
その度に色で失敗してるので、オススメします。
◆小さい国、島をどこまで作るかはあなた次第
私の場合はあまりに小さ過ぎる国はまとめてしまい、台湾より小さい島は無視しました。
(さすがに電鋸で切ったら怪我しそうだったからです)
世界をどこまで統廃合するかはあなたの気分次第です(笑)
◆ちゃんと家族に相談して、掃除も自分でやりましょう(笑)
ウチは奥さんが私のものづくり好きを理解してくれているので助かってます。
ただ、掃除もマメに作業後してたのですが、
風で飛んだ木の粉が網戸にこびりついてるの
気づかなくて、後で怒られました(笑)
(奥さん、ごめんなさい)
ここまで読んでくれてありがとうございました。
いつもは仕事や子育てに使えそうなチェンジマインド、
がんの闘病記をつけていますが、
趣味のものづくりも時々投稿します。
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