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自分の思考を客観視するべく、つづっていきます。

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最近の記事

アップサイクルのサイクルを回そう

近年、世の中にはアップサイクル品が増えてきましたね。 役目を終えて廃棄される運命にあるものに、もう一度役割を与える。 この循環がもっと大きくなって、もっと持続することを望みます。 【2023年グッドアイデア】ごみを宝物に変える、アップサイクル事例7選 | 世界のソーシャルグッドなアイデアマガジン | IDEAS FOR GOOD しかし、ひとつ気になることも。 日本において、環境保護に対する関心が低下してきている、ということです。こうした意識下では、アップサイクル活動は

    • 本のブラインド買い。「老いの品格」って本に出会う。

      1年ぶりの投稿になってしまいました。 特にnoteの使い方を決めていなかったし、アウトプットしようとすると、なんだか見えない力が働いて「いいこと書かなきゃ」というプレッシャーを自分にかけてしまう癖があって。ほら、noteってみんな面白いこと書くでしょう。書くのが得意じゃないからビビっちゃって。 でもふと思ったんです。 人ひとりの人生なんて、周りの人からしたら、どんなに親しい人でも他人の人生なわけで。うまくアウトプットしようなんてプレッシャーは、自分以外の誰にとってもどうで

      • 命の感じ方。〜地球がまわる音を聴く:パンデミック以降のウェルビーイングを観覧して

        草木や自然から、命を感じる。 不条理な境遇から、命を感じたい自分を感じる。 自分が何なのかを見失うことから、自分の命とはなんなのかを考える。 自分の命をどう感じるのか。 それはそのまま、命をどう使うのか、を考えること。 ちょっと乱暴に言い換えてしまうなら、 それこそが自分にとってよく生きることがどんなことかを考えること。 それにはいろんな方法がある。 どんな方法をとったって構わない。 でも好きな方法をとれるというわけでもない。 その時々でとれる方法をとるしかない

        • 掴んで離さない

          人気コンテンツとのタイアップキャンペーンというのは、ありふれたやり方。 しかし、ダイドーブレンド×鬼滅の刃キャンペーンがすごいのは、ファンがうなる出口のディテールまで、妥協なくやりきっているということ。 単なるデザイン缶だけに留めず、オリジナルコンテンツの視聴、ファンを唸らせる景品。竹筒型スピーカーなんて…とてもうまく鬼滅のシンボルをアレンジしています。 トライアルだけではなく、鬼滅ファンがどんどん沼にはまっていくような仕組みをとことん用意することで、まさに掴んで離さな

        アップサイクルのサイクルを回そう

        • 本のブラインド買い。「老いの品格」って本に出会う。

        • 命の感じ方。〜地球がまわる音を聴く:パンデミック以降のウェルビーイングを観覧して

        • 掴んで離さない

          「切り捨て」の自分ゴト化

          逆転の発想とはよく言うけど、こんなにシンプルで効果的なやり方があったとは。 やりがちなのは、トマト嫌いの人たちに、トマトの知られざる魅力をプレゼンして新規客化させるようなやり方。(トマト好きならおいしいトマトヨーグルトと言えば勝手に振り向いてくれると思いがち。) この事例は、トマトファンを確実に獲得するというターゲット設定のすばらしさはもちろんのこと、トマト嫌いを切り捨てたことがそのまま価値に転換されていて、トマトファンに「この商品は私たちしか見ていない!」と、強制的に自

          「切り捨て」の自分ゴト化

          お金の教育

          一昔前と比べると、ずいぶんと投資に対するイメージはやわらかくなり、むしろ不安定な先行きを見据えれば是とされるものになりました。わたしは30ちょうどですが、やっていないと周りから「大丈夫?」といわれるほどに投資は当たり前のものになってます。 わたしたちよりももっと苦しい未来を担うであろう子どもたち。彼らに、幼いときからお金の勉強をしてもらおうというとても有意義な事例。 金融業としては若いauじぶん銀行ならではの、日本社会の未来を素直に想った、よい施策ですね。 今からでも、

          お金の教育

          イイコトとお金の関係性

          食へのアクセシビリティ格差を埋める、というアメリカの施策。 日本では「地域包括ケアシステム」がその解決の一つになるでしょうか。 ↓↓↓ https://ideasforgood.jp/2020/10/02/tangelo/ 課題の着眼点は非常に面白くて参考になるのだけど、マネタイズはどうしてもできなかったのかな? 協賛企業がノーリターンで賄うとなると、慈善事業になってしまい持続的で本質的な解決にはならないと思うのです。 慈善事業で金儲けなんてはしたない、という人もい

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          ソーシャルグッドの行き止まり

          中古スマホは途上国の人々に流れていく。 ここまではよく聞く話。 でも、スマホを受け取る途上国では、 不要になったスマホは道端に捨てられる。 https://ideasforgood.jp/2020/10/03/nowa/ ソーシャルグッドの行き止まりとでもいうのかな。 表層的には社会的に意義があることでも、それは最後まで貫かれているのだろうか? 社会的意義を感じる体裁のキレイな入り口だけでなく、 最後の最後の出口まで想像力を働かせて、 また別の、真のソーシャルグッド

          ソーシャルグッドの行き止まり