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マーケティングってなんだろう?

広義すぎるマーケティングという言葉

社内教育の現場で必ず質問される

「マーケティングって、具体的にはなんなんでしょうか?」

これに対して、いつも思うのは

「知らんがな、自分で調べろ」

たまに言葉として出てしまっている時もありますが・・・

確かに聞いてる本人からすれば重要な問題。
今後、クライアントに説明するのは自分なのだから
どう答えても問題ない(怒られない)答えが知りたいのだろう。

気持ちはわかるが、問題ない答えなんてダメだろと思う。
問題ないというより、表面上問題ないと思われる答え。が正しいか。

マーケティングは辞書で引いたとしても、
インターネットで調べていてもその意味は広い。

「販売活動そのものを指す」なんて、抽象的にも程があるだろ。
会社によって、人によって「マーケティング」の意味は違うし、
その広さも深さも違ってきます。これ、当たり前。

私が所属するクリエイティブ業界の中小規模クラスでは
マーケティングは兼任という会社も多いです。

そんな環境で十数年マーケティング担当をやってきた自分としては
「提案するモノ、コトに対して、理論付け出来る情報」を
マーケティングとして定義しています。

マーケティングとは理論付けとみつけたり

クリエイティブ業界では「なんとなく違う」「思ってたのと違う」
「他より面白いもの」「斬新ななにか」こんなオーダーが少なくない。

これで作るとしたら博打もいいとこ。

「食べて美味しかったらお金を払うけど、まずければお金は払わない」

上記は犯罪です。

けど、クリエイティブ業界ではそんなシーンに遭遇する事もあります。
(嘘のようで本当のハナシ。経験長い方同士ならあるあるで笑うネタ)

なので、まずは理論固めをすることが大事なのです。

 ・誰に向けて作るモノなのか?
 ・その作ったモノを見て、どう思ってほしいのか?
 ・競合はどこか?差別化は出来てるのか?

などなど。

意外とここらへんを事前確認すると

「え~と。社内で一回話してみます」

こんな感じになることも多いのです。
しっかりと制作へ入る前に、理論固めをしないと
実際に作ってから後悔する事になりかねない。

なので、マーケティングは『理論付け』
社内やセミナーではこう教えているし、クライアント様には
認識ズレを起こさない為の重要な工程ですと伝えています。

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