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聞いておけばよかった〝妻の味〟
この1週間、僕にとって新たな挑戦である〝終活〟の記事を中心に書いています。応援の言葉をくださった方々、とても励みになりました。ありがとうございます🎵
さて、きょうも終活の話題をしていきますよー。
今回は妻が亡くなったあと、僕が実際に苦労した話。
なにに苦労したかというと、実は料理なんです。
妻は割とマメな性格で、がんになる前からPCやノートに家の情報を残しておく人でした。銀行口座、入っている保険、パスワード、確定申告のデータなどなど。
なのに……、レシピがない!
一応、冷蔵庫の扉にいくつかメモは貼ってありましたが、そこには材料が書いてあるだけで料理名も、調理方法もなし。そもそも、その材料から想像できる料理を出された記憶もありません。
大方、テレビなどで見て「今度つくろう」と思っただけの可能性が高いです。あるいは1回つくってリピートしなかったか。
さあ、困りました。
つまり、妻が亡くなって初めて気付いたのです。
〝妻の味〟が失われてしまったことに。
子供たちに〝母の味〟を振る舞えないことに。
そう、僕は〝父の味〟を一から身につけなくてはならなくなったのです。
ところが、料理は妻に任せきりで、包丁などほとんど持ったことがありません。レパートリーと呼べるのは炒飯くらい。
しかも、うちの子たちって、食の好みがバラバラなんですよ。好き嫌いも激しくて。
一体、なにをつくって出したらいいのか?
毎日、毎日、献立を考えるのが辛すぎる……。
せめて、何品かでもレシピを聞いておくべきでした。
実はこの「家庭の味」って項目、エンディングノートには載っていないんですね(全ての出版社をチェックしたわけではありませんが)。
なので「備考」に書き留めておくか、
あるいはエンディングノートと一緒にレシピを残しておくか。
終活を行なう際には、覚えておくといいと思います。
⚠️最後に、おしらせがあります。
![](https://assets.st-note.com/img/1639384241240-FA73FYGY67.png?width=800)
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