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息子と交わした約束~「すみません」より「ありがとう」~

今週、うれしいお知らせが2つ舞い込んできました。ひとつはこちら。

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noteEXPO用に書いた記事が、特にスキを集めたようで。

この記事、自分を見つめ直す良い機会になったと思います。運営に携わった方々、ありがとうございました。そして読んでくれた方々、スキしてくれた方々、ありがとうございました。

「夢」を追うこと、応援すること。

イベントに参加したら、なんだか『バクマン。』を読みたくなりました。「夢」に向かって一直線って内容なので。

「なってやるマンガ家に! そして僕は亜豆と結婚する!!」

で、もうひとつのお知らせがこちら。

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なんと、僕の記事が50回もオススメされているとは!

その大半は企画に対してのものなんですよね。本当にありがとうございます。紹介記事を書くのは本当におもしろくて、千差万別、百人百様、十人十色の人生・考え方を体感できる。これからも描いていきたいと思っています。

さて、きょうのテーマは「ありがとう」です。

実はこの言葉、我が家ではとても大事にしているんです。特に、息子と僕の間で。

僕の息子は心因性の頭痛持ちです。時には意識を失ってしまうほどの。

妻が亡くなる前後に発症し、中学野球はおろか学校生活にもろくに参加できませんでした。

野球の練習中に倒れた、駅で動けなくなった、学校からの帰り道で救急車を呼ばれた、などトラブルもしばしば。

その度に息子は言うんです。

「迷惑をかけてすみません」って。

松岡修造さんの言葉を借りると「すみませんは、いりません」だと思うんです。どうしようもないことを謝っても、自分を追い込むだけ。

だから、こんな約束を交わしたんです。

もしも、誰かの世話になったら「すみません」ではなく「ありがとう」って言うようにしよう。

この考え方、あなたも聞いたことがあるかもしれません。

「謝」という漢字には「あやまる」「お礼を言う」という意味があるけれど、相手の立場になって考えたら、後者のほうが気持ち的にうれしいというもの。

「相手にとって損」と考えるより「自分にとって得」と考えるほうが建設的といいますか。

それに、妻が遺した最後の言葉が「ありがとう」だったんです。

……「ごめんね」ではなく。

僕は「ありがとう」を選んでくれてよかったと思っています。

最後に、余談。

先週から今週にかけて仕事で「すみません」を連呼されています。ベストを尽くしているなら謝らなくていいし、フォローはこちらの役目なのだから「ありがとう」って言ってくれたらいいのに😉


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