「小さな奇跡」が『ぷよぷよ』みたいに連鎖した話。
「私は良一さんと結婚してひとつ学んだことがあります。奇跡は割とよく起きます」
ドラマ『義母と娘のブルース』に出てくる台詞です。
竹野内豊さん演じる〝良一さん〟は日常の中にある〝ふとした偶然〟を「小さな奇跡」と言って微笑む、朗らかな人物でした。
今回は、僕が出会った「小さな奇跡」について書きたいと思います。まるで『ぷよぷよ』みたいな体験でした。
先日のことです。中学2年生の娘が、こう言ってきました。
「今度、サイゼリヤに連れていって」
娘は普段、面倒くさがって外食に出掛けるのを嫌がるのですが、どこかの動画で取り上げられているのを見て行きたくなったそうです。
いつも晩飯の献立を考えるのが億劫な僕にしてみたら、この時点で「小さな奇跡」×1。
「よし、近いうちに行こう」と約束しました。
数日後。
僕はかつて所属していた会社の先輩と、5年ぶりの食事を楽しみました。そのとき、一封の封筒を渡されたんです。
「これ、お子さんたちにと思って……」
中を見てみると……、
なんと、サイゼリヤの食事券が入っているではあ~~~りませんか!
まるで、僕と娘の約束を知っていたかのような偶然。そんなこと、あります? これで「小さな奇跡」×2。
話はまだ終わりません。
実際にサイゼリヤを訪れたときのことです。
「折角だから、贅沢に頼もうぜ」
頂いた食事券は500円×6枚=3000円分。
僕たちはいつもより高めのメニューを選び、いつもよりもたくさんのメニューを注文しました。
このとき、ふと気になったのが……、
「食事券って、端数はどうなるんだ?」ということ。
料金が2222円だとしたら、2000円分は食事券であとは現金? それとも、2500円の食事券を出したら228円のおつりが返ってくる?
「面倒だけど、会計のときに聞くか」
なんて思っていたのですが、渡されたレシートを見てびっくり。
なんと、ぴったり2000円ではあ~~~~~りませんか!
最後に追加したコーンスープが、絶妙でした。これで「小さな奇跡」×3。
「小さな奇跡」が次の「小さな奇跡」を呼び、また更なる「小さな奇跡」へと繋がっていったんです。
まるで『ぷよぷよ』みたいに。
僕は言いたい。
「僕は娘との体験でひとつ学んだことがあります。小さな奇跡は割と連鎖します」
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