あなたはきっと〝湯上りの一杯〟が欲しくなーる。
高くそびえ立つ煙突。
プラスチック製の桶。
足を伸ばせるほど広い浴槽。
上京したてのころ、家の目の前にあった昔ながらの銭湯。お金に余裕のなかった僕にとっては、とても特別な場所でした。
当時の反動なのか、今も自分を労いたいときは銭湯を堪能したくなります。
ハァ~ビバノンノン🎵
さて、きょうはそんな銭湯に関するお話です。
あなたは湯上りの一杯、なにを飲みますか?
やはり、定番の〝コーヒー牛乳〟?
それとも、大人の特権で〝ビール〟?
サウナにも入るなら〝オロポ〟もありか。
ちなみに、近年はこんな選択肢もあるのはご存知でしょうか。
〝リラクゼーションドリンク〟
エナジードリンクとは逆で、リラックスしたいときに飲むものです。
先駆けとなったのは「CHILL OUT」(チルアウト)という商品。実はこのドリンク、話題になったきっかけは銭湯にありました。
記事によると、チルアウトは新しいカテゴリーのドリンクだったため、発売当時はエナジードリンクと思われることも少なくなかったと。そこで、正しい商品理解を浸透させようと企画したのが、銭湯とのコラボレーション。
「ゆっくり風呂に浸かって、チルアウトを飲んだら、ぐっすり眠れますよ」と売り出したところ、たちまち評判は広まっていったそうです。
売上は最大でコンビニの25倍!
コーヒー牛乳を上回る月もあったとか。
明快なメリットを提示することでモノは売れる。こうした戦略は、noteでも応用できそうだと思いました。
実は今回、僕は不思議な縁を感じています。
というのも、記事に登場する東京・高円寺の小杉湯は、ちょうど1年前に僕が仕事で関わった銭湯なんです。
つくった企画のテーマは……、
「経営難から復活! 銭湯の新たな価値」
小杉湯は廃業の危機を乗り越えるため、様々なアイデアを実行してきていました。
地元のミュージシャンを呼んで浴場でフェスを開催したり、保健師にお願いして待合室を健康相談所にしてみたり、ヨガ講師には脱衣所でヨガ教室を開いてもらったり、物販コーナーにはレアな商品を並べたり。
つまり、ただ入浴するだけではない、地域のつながりを感じられる場所へと変えていくことで、銭湯の新たな価値を提示したのです。
こちらの記事に書いてある「これから100年続く銭湯にしていくために、ビジネスとしてより強固に、家業から事業にしなければならない」という考えが、小杉湯を都内屈指の人気湯たらしめています。
あァ、書いていたら銭湯が恋しくなってきました。湯上りにはもちろん格別な一杯。
ハァ~ビバノンノン🎵
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