履歴書を書くときの参考にしたい、プロ野球選手の〇〇・〇〇。
この2週間、オリックスのキャンプ中継を観てはニヤニヤしている僕です。
若手はどこまで伸びるかな。
ベテランは今年も元気かな。
新戦力は頼りになりそうかな。
ある意味、一年で最も心安らかに野球を楽しめる時期かも。
なにより、今年はスタジアムに〝NIPPON CHAMPIONS〟のフラッグが!
せき、感激。ニヤニヤが止まりません。
2月の楽しみはキャンプだけではありません。僕が小学生のときから楽しみにしているのが……、
選手名鑑のチェック。
細かく見ていくと、ツッコミどころが結構あっておもしろいんですよ。昨年はこんなネタを書きましたね。
趣味・特技の欄に〝塀登り〟と書いた南牟礼豊蔵さんのこと。
趣味・特技って履歴書にもありますよね。あなたは、なにを挙げますか? 映画鑑賞? 読書? 音楽鑑賞?
経験上、この欄にニッチな単語を書く人は面接ウケが良いように思います(あくまで個人の感想ですが)。
オリックスの現役選手にもいるみたいです。ニッチな趣味・特技を持つマイノリティが。
まず紹介したいのは、西武から移籍してきた森友哉選手。
昨年までの〝主砲〟の吉田正尚選手と〝女房役〟の伏見寅威選手が抜けてしまったため、森選手にはふたつの役割をカバーする活躍が期待されています。
そんな補強の目玉が挙げた趣味・特技は……、
「凧揚げ」
調べてみたら、西武時代からみたいです。ちなみに選手名鑑には「好みのタイプ」という欄もあるのですが、こちらもクセが凄くて「身長2メートルの人」ですってよ。
役割もふたつ、ツッコミどころもふたつ。
お次は、山本由伸投手。
日本球界随一のエースはなにを趣味・特技としているのか、気になりませんか? 見てみたら、納得の答えが書いてありました。
「野球」
もしも僕が転職するとして、履歴書の趣味・特技に「放送作家」とは書けません。
ゴルフ、バスケットボール、サッカーなど、ほかの競技を挙げた選手はたくさんいますが、野球と書いたのは由伸投手だけ。あの成績ですから、説得力が凄い。
太田椋選手も、なかなかです。
2019年シーズンのドラフト1位。昨年の日本シリーズでは史上初の先頭打者初球本塁打を放ちました。今年は正二塁手としてブレイクの気配。
そんなプロスペクトの趣味・特技は……、
「玉子豆腐を食べること」
食べることを趣味としている人は世の中たくさんいると思うのですが、玉子豆腐限定はかなり珍しいでしょう。
「地球が滅亡するとしたら、最後になに食べる?」
「玉子豆腐」
悩ましい質問にも、太田選手なら即答ですね。
お次もプロスペクト、山下舜平大投手。
身長190センチ&最速158キロを誇る、2021年シーズンのドラフト1位。一軍登板はまだないものの、昨年の日本シリーズではベンチ入りメンバーに選ばれ、話題になりました。
その大型右腕は、こう書いていました。
「夜景などを見ること」
20歳なのに、妙に80~90年代の香りが漂う答え。ロマンの塊が実はロマンチックだった件について。あえて付けたであろう「など」も気になりました。
もしもブレイクしたら、舜平大投手プロデュースの夜景ツアーなんて企画されたりして。オリ姫たちから応募が殺到するかもしれませんね。
最後は、育成契約のある選手。
その選手はチームでもマジョリティな「釣り」を趣味・特技に挙げているのですが、注目は名前です。
君の名は。
釣 寿生。
ハイ、お後がよろしいようで。
この通り、趣味・特技は話が膨らみます。自己紹介が必要なとき、意識してみては如何でしょう。
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