見出し画像

「#普通」とは一体? 僕が悩まされた日~悩殺さん~

お待たせしました。お待たせしすぎたかもしれません🤨

どこからか「紹介記事はまだなのか」という声も聞こえてきたので、書きます。放送作家の僕が、あなたを描きます!

きょうは、悩殺さん。仕事依頼を受けるようになって16人目、こんなnoterさんははじめてです。

画像1

悩殺さんは先月まで学生をしていて、今月からは社会人として新生活を送っています。

さあ、一体どんなnoterさんなのか。今回はホーム画面に固定表示されている記事から見ていくとしましょう。

注目は冒頭。noteで記事を書きつづける理由を書いた一文なんですが……。

「あなた以外の一般人も楽しい事、辛い事なんかを感じながら生きていますよ」なんてメッセージを発したいからです。

今までとちょっと違うの、わかりますかね?

このあとも、記事はこんなスタンスで進んでいきます。

自分の記事は、かなり需要が少ないこと。専門性がないこと。特別な体験をしているわけでもないこと。自分が日々なにを思ったか、それを残していくことで生きた証としたいこと。

で、最後にこの一文。

電車で乗り合わせただけのような人間が何を感じて生きているかを知れるだけです。

なに、この「どこにでもいます感」?

よく見ると、サムネイルで「凡才!」って言い切っているし。

ハッシュタグには「#note」「#人生」ときて「#普通」って書いてある💦

悩殺さんのnoteを読んでいくと、確かにとりとめのない日常を切り取っている。でも、ちょっと待ってください。

普通とは一体?

悩殺さんほど潔いと、むしろ普通とは言えないのでは?

毎日投稿(しかも1カ月50投稿以上)も普通ではできないことですし、何より初日に取った行動は常軌を逸しています。

なんと、1日6投稿! しかも、ノーつぶやきで。

🚥自粛期間中に筋トレをはじめた話
🚥エッセイと日記の違いについて
🚥祖父の影響でラジオ好きになった話
🚥苦手だけど憎めない友人との思い出
🚥前日の節分に恵方巻を食べた話
🚥高校時代にもらった寄せ書きについて

こちらは6連投最後の記事なんですが、悩殺さんの高校時代は決して普通ではなかったことがうかがえます。クラス中から「面白い」と言われ、現代文の先生から「言葉のセンスが抜群」とほめられる存在だったと。

推測ですが、この記事を書いた2月3日の時点で、おそらく悩殺さんは自分を普通とは思っていなかったのではないでしょうか?

では、プロフィール記事を書いた3月18日までの約1カ月半、一体どこで「普通」という言葉が出てきたのか。

……ありました、2月25日!

この記事にいたるまで、PV数の少なさにはちょいちょい触れていたので、その影響でしょうか。それとも、ほかのきっかけがあったのでしょうか。

私は何か特別なことを発信できるわけでもないし、面白いことを考えることも得意ではない。これを受け入れてから心がだいぶ楽になった。

自分は普通だと思うこと。

これは自分を生きやすくするために大切なことだった。

「普通」を受け入れた。

しかし、僕にはこの時点で完全に受け入れたようには見えませんでした。3日後、こんな一言をアップしていたからです。

……どういう発想でそうなった? ねえ、普通って一体なんでしょう? 

画像2

最後に、悩殺さんが書いた中で、好きだなあと思った記事を紹介します。

就職を機に20年住んだ地を離れることになったそうで。歳をとってしまった家、当たり前の風景をあとにする寂しさ、情景が思い浮かぶようでした。

そして、ラスト。

この町で四季の全て感じることはもう無い。

私がこの町を出た後に庭の桜が咲くだろう。

見送るには遅すぎるけれど。

もう1回、聞いていい? 普通って一体?

この記事が参加している募集

#スキしてみて

525,778件

🌟もし、この記事があなたの心を動かすことができたなら、ジュース1本分だけでもサポートをお願いしてもいいですか? 🌟サポートいただけた方には当ページであなたの紹介記事を掲載します。