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おさやん
2018年11月20日 00:14
大学1年生の夏休み。実家を離れて一年目の夏に帰省をして、友達の家でお泊まりをした。夜中に誰かが、「散歩をしよう。」と言い出した。とてもいい案だと思った。10代の僕たちにとって、お泊りで夜に寝るほどもったいないことはなかった。田舎道をあるき始めた。虫が鳴いている。草が身体にときどきあたる。暗闇の中、どこまでもずっとつづいていくような道。そして、この時間もどこまでも続いていく気がした。はじ