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【Essay】日記や思ったこと

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2018年6月の記事一覧

インスタ映えしない生活

noteを見ていて、しみじみ思う。素敵な投稿がたくさんだなあ。たくさんの言葉たち、考え方、いろんな人々。

最近中身がある、いわゆる強度のあるコンテンツが世に増えていると感じる。

と、同時に何か意味がありそうなことや、良さそうなことを言わなきゃいけない雰囲気があるように思う。

SNSという環境は感情や思いを表現する水準を押し上げたけど、より価値がありそうなことを言わなきゃいけない感

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「愛」と「感謝」という原動力を知っていくこと

「愛」と「感謝」という原動力を知っていくこと

「愛と感謝の原動力」と「怒りと問題意識の原動力」愛と感謝を原動力にすることは、僕の人生を振り返るとどこか遠いもの、他人事のような感情だったように思う。

自分と関わってくれた色んな人のおかげで今の自分がいることは何度だってかみしめてきたけど、それは今の自分をつくってくれた感謝を返したい、というよりは、ダメ人間の自分を少しでもまとまな人間に引き戻してくれた、引き上げてくれたから、その分自分は何かを報

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季節の色

季節の色

色味が綺麗なカメラ、というより現実をありのままに切り取ってくれるカメラ、SigmaのMerrillを使い始めてから、季節に対して色を意識するようになった。

僕にとって季節は匂いや肌で感じるものであったが、新たに色という視点が加わり季節に対する趣はより一層味わい深いものになったように思う。

初夏のブルーは淡いブルー。

夏の夕空は透き通るオレンジ。

季節と色と匂いと、その場をいっしょに過ごした

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「君はなにがすき?」と言われた時、言葉につまってしまうのは。

「君はなにがすき?」と言われた時、言葉につまってしまうのは。

「君はなにがすき?」

「1番すきなアーティストは?」

そんなときに僕は言葉をつまらせる。

その質問に答えることは、自分の裸を目の前に差し出すようなものだ。

僕が好きなものは同時に僕そのものであり、僕を映し出す鏡だ。
僕は自分という人間を自分だけのものにしておこうとしている。

自分という人間が誰かと繋がって、誰かと共有する自分、世界と繋がっている自分になったなら、僕は自分という人間から逃げ

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