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「君はなにがすき?」と言われた時、言葉につまってしまうのは。

「君はなにがすき?」

「1番すきなアーティストは?」

そんなときに僕は言葉をつまらせる。

その質問に答えることは、自分の裸を目の前に差し出すようなものだ。

僕が好きなものは同時に僕そのものであり、僕を映し出す鏡だ。
僕は自分という人間を自分だけのものにしておこうとしている。

自分という人間が誰かと繋がって、誰かと共有する自分、世界と繋がっている自分になったなら、僕は自分という人間から逃げられない。

僕を共有した誰かが、僕が自分から逃げた時、代わりに自分を差し出してくるだろうから。それに向き合う勇気がないから、逃げ場を残しておきたいのだ。

そうやって逃げては隠して、自分自身をごまかしてみては迷走してきた。

そろそろ繋がってみても良いんじゃないかなって思う。

できるかはわからない。でも、やりたいことは、やる主義だから。

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