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あるセンチメンタリストの半生記

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振り返ればいろいろありました。 壮絶な生い立ちからスタートしたけれど、特に何も成し遂げていない男の半生記。
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#半生記

半生記をつけてみる。

今年で50歳になるのかと思うと感慨深いようで。 「生まれ年から始まる100年カレンダー」とい…

コロナ鬱だったと結論付けてみる。

noteの更新が長らく滞っていた。 50歳になったのをきっかけに、「もうこんだけ生きてきてしま…

意外と一貫性があって今の仕事。

無駄の多い人生だ。 幼少の頃から「継続は力なり」と教え諭されるたびに、後ろめたい気持ちに…

中学時代は優等生?

1984年、地元鹿児島市の公立中学校に進学。 通うことになった学校が、たまたま県立大学の代用…

続・家出の話〜甲突川の橋の下で〜

小学5年か6年生ぐらいの時だったと思う。 今度は衝動的ではなく、わりとしっかり決意して家…

家出の話〜ばあちゃんちまで歩いて行く〜

国道3号線沿いの安アパート、17歳の時に出来てしまった息子を「育ての母親」の元に置いて放っ…

ラム肉食べ放題の話。

地元では有名な「焼肉なべしま」というチェーン店があって、今では鹿児島以外の九州各地に展開しているらしい。 自分が小学生の頃、1980年代にはまだそんなに店舗数は多くなかったはずだが、鹿児島市のウォーターフロント(笑)・与次郎ヶ浜に大きな店を構えていたと記憶している。 とにかくテレビCMの印象が強くて、外食で焼肉といえば「なべしま」がパッと思い浮かぶくらいに刷り込まれていた。 それは子どもでもついつい口ずさみたくなる、ポップなCMソングのおかげだ。 「おいしさハートにビ

プレゼントコーナーを潰される。

小学生の頃に、ちょっとしたクラスの人気者になりたいと思った時、どういう行動を取りますか?…

銭湯で同級生に遭う。

出身地・鹿児島は火山国なので、街の銭湯=(イコール)温泉でした。上京して初めて煙突のある…

絶望が慢性化するまで。

「幼少の頃、虐待を受けた。」「少年時代、いつも貧乏だった。」「母の愛というものを知らずに…

保育園の迎えはZだったりスカイラインだったり。

養子として引き取られ伯父の家で過ごしたのは、おそらく3歳から4歳ぐらいの間までだったと思…

安アパートにリンカーン・コンチネンタル

数年前、小学校から高校まで同じ学校に通っていた同郷の友人と、卒業以来30年近くぶりに会う機…

現実逃避と自己憐憫

2分に1回死にたくなるから、現実逃避と自己憐憫の2本立てで、なんとかここまでやってきた。…