ガキの喧嘩をシノギにされる。
小学5年生の時の話。
自分が住んでいた国道3号線沿いの安アパートのすぐ近所に、本業は描き文字などの看板屋だけど敷地の一角にプレハブを建てて、そこにテーブルゲーム機を数台並べて、2プレイ50円とかで遊べる簡易ゲームセンターがあった。
放課後、そこに集まって「パックマン」や「ギャラガ」や「マッピー」や「ディグダグ」や「ペンゴ」に夢中になる小学生男子たち、自分もその中の一人だった。
自分も貧乏だったけど、親が空き瓶に溜めていた小銭をちょっとずつちょろまかしたりして、なんとかゲ