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手作りポチ袋の行方…

昨年、12月下旬にはデイサービスの利用者さんにたくさんのポチ袋を作っていただきました。ご自身のお孫さんに渡すポチ袋だけでなく、近隣の園児にも渡せるよう、100個近くのポチ袋製作をしました。

今日は、たくさん作ったポチ袋の行方を皆様にご報告したいと思います。

手作りポチ袋の中にはお年玉としてお金を入れるのも良いですが、園児に渡すために、今回は「開運七福神あられ」という小さなあられを2種類入れて封をしました。
もちろん、この作業も利用者さんに行っていただきました。

あられを詰めて封をしたお年玉ポチ袋を持ち、さぁ、園児のもとへ行きます。歩ける人、車いすの人関係なく、しっかり防寒をして、園庭で遊ぶ園児にお年玉を渡しに行くミッションです!

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最初、ポチ袋を握った利用者さんと園庭で遊ぶ園児との間には距離がありました。園児がこちらの様子をうかがっています。利用者さんは早く渡したくて、子供たちが近寄ってきてくれるのを心待ちにしています。

徐々に、子供たちが利用者さんに興味を示し始め、距離が縮まった時…

利用者さんが作ったポチ袋のお年玉を、直接手渡しすることができました。

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自分で作ったものを、自分自身で手渡すことができ、やりとりを通して感情が交差するこの瞬間はとても素敵な時間です。

自分のお孫さんにお年玉を渡すことができない方も、今回のポチ袋製作を通して、年末年始の雰囲気を味わっていただけたのではないかと思っています。

四季に沿った活動を通して、人とのコミュニケーションの機会や感情が高ぶる体験を一緒に味わえたら楽しいですね。

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