【価格を見すぎ】収入が増えても、お金が貯まらない究極の理由
周りの方々に自分よりも収入が多いはずなのにずっとお金に苦しんでいるという人を見かけたことはありませんか。
こうした方々は意外にも一定数います。
なぜ、収入が増えているはずなのにお金に苦しんでいるのでしょうか。
それは持っているお金、つまり貯金がないからです。
いくら貰っていても浪費を繰り返し続ければお金に苦しむという人も出てくると思います。
しかし、それ以外にも理由があります。
今回はその理由についてみていきましょう。
貯金について
▶ 貯金が出来ない原因
最近では本業の他に副業などを始めて収入を伸ばしている方は一定数いると思います。
収入が増えたのですから自分が所持しているお金は増えているはずです。
しかしながら、何故か貯金ができないという方は先述の通り一定数います。
それはなぜなのでしょうか。
答えは支出が増えているからです。
もっと詳しく言うと、収入の伸びにつられて支出が爆増したからです。
いくら収入が増えたところでその収入を支出が超えてしまっては貯金ができるはずもありません。
意外とシンプルな理由でしたがこの支出を減らさないことには多くの収入を貰ったとしても貯金はできません。
▶ 収入の伸びにつられて支出が増えてしまう人の共通点
収入よりも支出が増えると貯金が出来ないということは先述しましたがではその方々の共通点はどこでしょうか。
それは
ということです。
この3つを区別が出来ないと買いたいものを買うのではなく、買えるものを買うようになってしまい結果支出が増えてしまいます。
こういう事態に陥ってしまうとお金は溜まりませんし、満足度の高い生活を送ることができなくなってしまいます。
なので今回はこの点についてしっかりとみていきます。
3つの視点と貯金が出来ない人の特徴
▶ 価格と価値と価値観について
例えばマスクについて考えていきます。
マスクの価値は、くしゃみや咳などによる飛沫を防げること。
または花粉などの外部からの侵入を防ぐことです。
こうした価値があることで風邪やインフルエンザを防ぎ、花粉の症状を和らげたりします。
このように価値というものはその「もの」が有する本質的で基本的に不変なものです。
次にマスクの価格についてです。
マスクの価格はだいたい1枚17円程です。
この1枚17円という価格は人々、いわゆるマーケットがマスクの飛沫防止、異物侵入防止の価値を金銭的に評価したものです。
この価格については市場の動向に左右されます。
例えば、北極でアイスクリームを売る場合と、赤道付近の国々でアイスを売る場合ではもちろん赤道付近の国々の方が高く売れます。
アイスの味や冷たさといったものはどこで売ろうが不変なものですが、価格はマーケットによって差が出てきます。
マスクについても同様で、マスク自体の価値というものは変わってないのに近年ではコロナウイルスが原因で在庫が急激に減り、需要が大きく増えたことで値上がりしました。
一方でマスクに対する価値観というものは人それぞれで異なっています。
ウイルス感染拡大の防止機能がマスクにはあるから1枚100円以上の価値があると考える方もいれば、マスクをつけていても感染する場合があるので、そこまで大したものではなく1枚10円程度の価値しかないと考える方もいます。
つまり、価値観というのはそのものが持つ本質的な価値観に対して、1人1人が自分の考えに基づいて金銭的に評価したものです。
▶ 貯金ができない人の特徴
高収入な方にありがちなことですが、ものを買う時にその商品の価格を重視してしまうという方が多いです。
なぜかといいますと、価格が高いというのはマーケットがその価格をつけるに値すると評価したということであり、購入者に価格が高い=良質なものと思い込ませてしまうからです。
こういう方々は意外と自分自身に自信がないことや、承認欲求が強いという特徴を持っていることが多いです。
深層心理では自信がないのに承認欲求が強いので「価格が高いもの」、言い換えればマーケットにおける評価が高いものに囲まれることで、自分が買っているものはいいものなのだと自身を正当化したり、高いものを買える自分は素晴らしいのだと自尊心を保とうとしてしまいます。
例に挙げれば
などですが、こうした買い物自体は一概に悪いことではありません。
何がダメなのかというとこうした行為によって本当に心が満たされているのならいいのですが、実際は他人がつけた価格を重視して生きていると周りからは見られてしまいます。
同じ商品でも価値観が違えばその商品の価格の妥当性は変わってきます。
ですので自分自身の価値観に基づいて考えることが大事です。
価格は何かを買うときに支払うもの、価値は何かを買うときに手に入れるものと自分の中で覚えておきましょう。
▶ 価値観で判断する習慣を身につける
先述で価値観で判断する重要性について記しましたが、では価値観で判断するにはどうしたことが必要でしょうか。
それは下限と上限を考えることです。
具体的に説明すると、モノやサービスといった商品の価格設定に関しては企業側も苦しんでいることが多いです。
そんな中で企業が重要視するのは下限と上限を意識した価格設定です。
下限とは一言で言えば原価です。
300円で作ったラーメンを250円で売ってしまえばその収支はもちろんマイナスで終わってしまいます。儲かりません。
なので少なくとも原価、ここでは300円以上の価格をつけなければいけません。
一方で上限はどのくらいが適切な価格なのかを考えなければいけません。
その商品はどのくらいかかったのか、競合他社はどのくらいの値段で売っているのかなど考えることは多くあります。
こうした中での上限価格をカスタマーバリューと言ったりもします。
カスタマーバリューとはこのモノ、あるいはサービスを買うことに対しての顧客の価値観のことを指します。
言い換えればモノ、サービスによって得られる価値に、顧客がつけてくれる金銭評価です。
企業はこのカスタマーバリューを緻密なマーケティング調査によって決定していくのですが、これは企業に限った話ではなく、個人ではその人自身にとってのカスタマーバリューを考えることで価格の妥当性を模索していくことが重要です。
自分自身では800円の価値があると判断したモノ、サービスが500円で売られているのであれば買うといった感じです。これがお得という感覚です。
900円で売られているのであれば買わない。これが損という感覚です。
つまりは価値観と価格を比べて決めることが大切でこれを実行することで無駄な浪費を抑えるということにつながっていきます。
今のネットワークが発達した時代では自分が買おうとしているモノ、サービスの原価は検索にかけると出てきます。
そこを下限として意識しつつ、企業がどのくらいの利益を乗せて販売しているのか、またその価格設定は自分自身にとってのカスタマーバリューの範囲内に収まっているのかといったクセを身につけていきましょう。
まとめ
今回、伝えたいのは
ということです。
収入が増えているのにお金が貯まらない一番の理由というのは価格を重視した生活することで収入の許す限り、生活水準がどんどん上がってしまうことが原因です。
こうしてずっと価格に振り回され続けていくと、他人の人生を生きてしまうことになります。
そうならないために三つの違い、
を覚え、意識していきましょう。
価格は他人目線の評価であり、自分にとって妥当な価格であるとは限りません。
価値観が価格を超えたときに初めて買うという選択をするべきです。
こうした軸を持つことによって自然と経済感覚が身につき、価格に振り回されることがなくなります。
そのためには価格の下限と上限を意識しましょう。
下限と上限の範囲である価格設定の範囲が自分の価値観に収まっているのかという考えをクセづけると自分らしい買い物ができるようになり、収入に対してお金が貯まらないといった事態を回避することができるようになります。
こうした感覚は年齢が低い、高いに関わらず一生重要となるスキルです。
よりベストな買い物をし、浪費しないためにも今回挙げたことを意識づけ、感覚を養っていきましょう。
最後までご覧頂きありがとうございました。
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