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地方はそんなにダメですか?#8(何でもかんでもは手に入らない暮らし、など)

リタイア世代を含めて、収益にこだわらない働きかたができる人の存在は、すぐには利益を出しにくい事業に挑む潜在力と言えるし、地域経済の維持に役立つ面もあるんだよね。

お金で買わないと何も手に入らない都会と違い、田舎では食材をはじめとする生活資源を既に手に入れていて、あまり収益の得られない事業や地域活動を担っている人もいる。
若い世代が事業の競争力で負けてしまうと言われるマイナス面でもあるが、現実的な担い手として地方では貴重だったりする。【収益にこだわらない働き方】

親族や地域内でのつながりから、発達の違いを許容する仕事に就くことができると、公的な仕組みを求めて引っ越さなくて済み、地域の持続性にもつながるんだよね。

発達に凸凹があると、仕事に不安が生じて、公的な仕組みを頼りに引っ越す必要も出てきたりする。
地域内の事業者による雇用は多くはないけれど、親族や地域内でのつながりをつうじて、通常の雇用で許容されにくい個性がありながらも、生まれ育った地域で働く場を得ることがある。【雇用における懐の深さ】

生活の全てをお金で賄わなければならない都会では不可能な選択肢があり、それほど不便さを感じないこともあるんだよね。

地方の、特に中山間地域では、買い物をする場所も限られているため、生活面で困難と言われがち。
けれども、ご近所同士で収穫した野菜を分けあったり、着れなくなった服を融通したりと、貨幣経済への依存が結構低く、そこまで困っていないこともある。【何でもかんでもは手に入らない暮らし】

下記リンクのアンケートで、それぞれの事項に、共感する/しないを教えていただくことで、「地方はそんなにダメじゃない」と言えるのかどうか、皆さんの意見をもとに明示します。また、集計結果は、一般社団法人 Do It Your selfで開発中のゲームに盛り込まれますのでお楽しみに。2024年に公開予定です。


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