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【働く】ダイバーシティ工房をつくる人たち

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ダイバーシティ工房で働くスタッフの仕事や、どんなことを考えなぜここで働いているのか?について知っていただけるnoteです。
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2023年9月の記事一覧

「受け入れてもらう」に違和感たっぷり医療的ケア児親のつぶやきnote

こんにちは、ダイバーシティ工房広報ファンドレイズチームのSです。 私は思いがけず医療的ケア児(心臓病で24時間酸素を吸引している)の母親になり、世の中でよく使われる「受け入れる」「受け入れてもらう」という言葉に対し、たっぷりの違和感を持っています。「受け入れる」って上から目線だな~って思います(とは言え、そんな私も日常的に「受け入れる」って使ってしまう)。 医ケア児の娘を保育園に入れるまでの話を別のnoteに書いたので、そちらも 是非読んでみてください。 そのnoteの

医療的ケア児を保育園に入れるまでの、保護者目線の怒り心頭note

こんにちは、ダイバーシティ工房広報ファンドレイズチームのSです。 今日は私の娘の話をしたいと思います。 24時間酸素つけっぱなしの医療的ケア児の娘 私には3歳の娘がいます。先天性の心臓病で、24時間鼻に酸素のチューブをつけて生活している医療的ケア児です(以下「医ケア児」)。高齢者の方々が酸素ボンベを引いて歩いていますが、娘も同じものを使っています。 (酸素はついていますが、生活の制限は一切なく、歩いたり走ったり活発に動くことができます) 臨月の頃、心臓の難病を複雑に合併し

オープンな関係性を、フィジカルに感じ取る

こんにちは、ダイバーシティ工房・アウトリーチ事業部でマネージャーをしている佐藤です。 noteの写真にたびたび出てくる、体の大きいメガネくんが私です。 (今年、やせる決意をしたのですが、不思議と一向に変化がありません) 先日、マネージャーを中心とした経営会議が行われ、参加してきました。 「経営会議」と言っても、皆で数字を並べて、ひたすらにらめっこをする...ようなガチガチの会議ではなく、リラックスした雰囲気の中で「これから私たちは何をしたいのか?どこへ向かいたいのか?」とい

寄付を集めないファンドレイザーはじめました!

4月からスタートしたファンドレイザーとしてのお仕事。 ファンドレイジングスクールでつながった「NPO法人ダイバーシティ工房」さんにジョインして活動しています。 そこで私が行っているのは、ファンドレイザーなのに寄付金を集めずに組織づくり…。なぜ?ってところをご紹介します。 ファンドレイザーってなんぞや?はこちら 創業11年、千葉のNPO法人「ダイバーシティ工房」って? 「すべての家庭が安心して暮らせる社会」の実現をビジョンに掲げ、「子どもと家族の成長に合わせた暮らしやすい

教員がNPOへ転職するって?ざっくばらんに語る座談会を開催する理由

教員からNPOへの転職って?こんにちは、NPO法人ダイバーシティ工房の伊藤です。 現在私はダイバーシティ工房で人事を担当していますが、工房に勤める前は学校教員として9年間勤務していました。ダイバーシティ工房では、私と同じようにかつて教員として働いていた経験を持つ職員がなんと12名も活躍しています(中には山形、宮城など遠方から応募して入職したスタッフも!)。 転職は人生の一大事、私たちもたくさん迷った末の決断でした。そんなかつての私たちと同じ立場にいる全国の先生たちが今後のキ

支援について同僚に相談したら、視点とアイデアに溢れていた話

私が学習支援を担当するAくんとのある授業。それまで楽しそうに学習をしていたのに、急に元気がなくなってしまったことがありました。 「どうしたの?今日はここまでにする?」との問いに、うなずき、明らかにしゅんとしたまま帰るAくんの様子を見て、自分の対応がこれでよかったのか?と、少しもやもやしてしまいました。 Aくんは前任のスタッフから担当を引き継いで間もない生徒さんです。関係性を構築する過程にある中で、私自身もAくんについてまだまだ知りたい状況にありました。 このときの様子が

スイカの種飛ばし、一緒にしませんか?【経営合宿2023@真夏の古民家】

経営合宿に事務局メンバーが参戦!2023年夏、千葉県いすみ市の経営合宿にはある変化がありました。それは、<ダイバーシティ工房・事務局>つまり、バックオフィス部門の職員が参加したのです。 ※2023年いすみ合宿の概要はこちら  去年まで経営合宿に事務局から参加していたのはマネージャー陣のみだったそうで、ここにバックオフィスである事務局のメンバーや、普段現場での支援を主とするメンバーなど、役職に関わらず様々な職員が参加するのは、ほぼ初めて。その中へ飛び込んでいったのが労務担当の

かつての指示待ち人間、学習支援の新教室を立ち上げ『成長』を振り返る

こんにちは、スタジオplus+の上田です。入職してから数年は指示待ち人間になっていた上田ですが、今年、6つ目となるスタジオplus+の新教室を出すメンバーとして選ばれました。 新教室を出すにあたっては、開室に必要な設備が足りていないというアクシデントが発生…!そのアクシデントを乗り越える際に自分自身成長を感じた部分や、成長を促してもらっていたんだなと感じた部分がありました。とても当たり前のことだったのですが、私にとって大事だったと思うことが2つあったので書いていこうと思いま

事務局とアイドルファンレターの関係性 ~ともに働く仲間のファンになる~

「ファンレター全部読んでます」は本当かこんにちは、ダイバーシティ工房の大野です。 私は昨年度までの6年間、学習支援事業部にて学習支援をしており、今年からバックオフィス部門である事務局にて、財務・総務の担当をしています。 私は10年来のアイドルファンなのですが、これまでのファン歴の中で、彼ら・彼女らが「お返事はできないけどファンレターは全部読んでます。すごく力になります」と言っているのを何度も耳にしてきました。 私はそれを聞くたびに「まさか何十何百も届くファンレターの一つ一