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不完全な人の心もまた美しい

自己成長と寛容さ
自己研鑽と許し

一見相反するものが
両方存在することで
心が穏やかになる。

と、ある精神科医が言っていた。

それを聞いて、
私の持論との共通点を
考えていた。



人の心を月に例えて
私はよく考えている。

美しいのは、
鮮やかな満月だけではない。
美しいのは、
完全な球体の満月だけではない。

新月も、三日月も、
影があり、日向があり、
変化するから美しい。

というものだ。



寛容や許しは、
新月や三日月、月の影を美しいと
とらえることと似ている。
そんな風に感じた。


完璧主義な私は一時期、
メンタルケアに対しても
完璧を目指してしまったことがあった。

後ろ向きにはならない。
前向きに、前向きに…。

今にして思えば、
冒頭で言うところの
自己成長や自己研鑽に偏ってしまい、
私の持論で言うところの
満月を目指していたのだ。



不完全な人の心の美しさ。
無意識な完璧主義の私もまた
不完全な人の心。

うっかり完璧主義になってしまっても、
それもまた良し。

そのくらいのしなやかさを
持ててもいいし、
持てなくてもいいと
思っている。