理想に到達していない現在の自分へ、完璧を求めない
人から頼りにされる人になりたい。
困った人を助けられる人になりたい。
皆様の心の中にも理想の自分がいるのではないでしょうか。
私の中にも理想の自分がいます。中でも一番強い理想像は祖父です。
祖父は「誰にでも分け隔てなく接しなさい。見た目や偉いかどうかは関係ないよ。」と言い、今でも私の心にその言葉が残っています。
祖父はすでに他界していますが、祖父と関わる方々は皆、祖父のことを慕い、尊敬し、親しみをもっていました。生前の祖父が怒った姿を見たことがなく、いつも穏やかでニコニコ笑っていました。祖父の周りには、ホームレスの方や議員など、肩書きを問わず様々な方々が集まり、祖父はその方々に対し分け隔てなく接していました。
そんな祖父は私のあこがれであり、強い理想の人です。一方で、完璧主義の“真面目な”私は、「いつでも、全員に」という条件を「誰にでも分け隔てなく。」という言葉に無意識に付加しており、苦しい思いもしました。自分にとって苦手や嫌いと感じる人がおり、理想の祖父には到達していない、と思ったからです。
そんなときはどのように自分の捉え方を変えたらよいでしょうか。
この話を、リワークスクールの利用者の方に相談したときに貰った言葉です。
さらにこの言葉に続くのが、以前の記事「全員と当たり障りなく仲良くするのは、オリンピック選手並みのことである」です。
ご興味のある方はぜひ読んでみてください。