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先輩の考えに触れるという経験

私は20~30歳上の方にお世話になる機会が多いと感じています。うち1名はコメディカルとして勤務していた時の同職の先輩、もう1名はColorsの活動に関してアドバイスをしてくださる方です。

コメディカルの先輩は、医療人としてや社会人としての心構えや作法、礼儀を一から教えていただいた方です。これまで何度も一緒に勉強させていただきました。本当にこの方を無くして私はこれまで医療に携わり続けることができなかったと感じています。

Colorsの活動に関してアドバイスをくださった方は、次のように言葉をかけていただきました。

今のあなたは自分の特性に気付くことができたから、苦しみや孤独と付き合うことや自身の弱さを受け止めることができるようになったのでしょう。あなたが救いたいと思っている方々は、昔のあなたのようにまだ自身の特性に気付けない方々なのでしょう。そんな方々を集めるには、昔のあなたの状況を言語化してみると良いのではないですか。昔のあなたに今のあなたはなんと声をかけたいですか。集まった方々にその言葉を届けて救いたいのではないですか。

人生の先輩の考え方に触れ、率直にアドバイスをいただけることで、私自身が忘れていた初心を思い出すことができます。他にも、自身の本当の思いを言語化できたり、先輩の思考の深さを参考にできたり、必死になっている私を暖かい目で見守っていただいたり…。

もちろん、同世代の方とお話することも学びになったり、楽しかったりします。しかし、私は世代を超えた関わりも、価値のある関わりだと肌で感じています。

私もいつか後輩ができたとき、私の先輩から与えてもらったものをバトンのように渡していけたらと思っています。