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俯瞰して、客観的に自分を見つめるための「ストレス分析」

私が継続しているものの一つに「ストレス分析」と名付けたものがあります。
これは、認知行動療法の一環で、状況、気分、自動思考、根拠、反証、適応的思考、解決策、気分の変化を書き出すというものです。
私の場合、ストレスで感情が溢れたときに毎回書き出しています。
今回は、その「ストレス分析」との出会いと、この手段が私に合っていた理由について語ります。

私は、複雑な感情に満たされ混乱すると、「自分はダメな人間なのだ」という思考に直結してしまう節があります。そういった感情・思考になると、フリーズしてしまったり、涙が止まらなくなってしまったり、寝すぎてしまったり…
これまで生きてきた中で繰り返され、この感情と思考と表出のループが「普通」になってしまっていたのです。

自分が穏やかに生きるために、周囲と幸せを感じながら時間を過ごすために、このループを和らげたい。そのためには、自分を俯瞰して客観的に見つめ、状況を捉えることが重要であるのだそうです。

臨床心理士の先生に、認知行動療法というものがあると教えてもらい、出会ったのが、早稲田メンタルクリニック院長 益田裕介先生YouTubeでした。
YouTubeを経由して、クリニックのホームページに無料でダウンロードできる認知行動療法ワークブックを見つけ取り組みはじめ、現在まで継続しています。
※ちなみに、益田先生と私は一切接点がございません。

益田先生によると、人によって、合う・合わないがあるそうですが、私にはかなり効果的でした。その理由は、

①文章を書くこと自体が苦ではなかったこと
②物事を組み立てて考えること自体は得意であったこと(論理的思考)
③文章を書く過程で感情や思考が整理されること
④整理され、可視化すると、混乱状態から解放されること(視覚優位)
⑤書き出した文書をもとに、臨床心理士と検討ができること
⑥振り返る作業を通じて、自身の思考の変化を確認できたこと

の6点だと思います。
興味のある方は、YouTubeやワークブックをご覧になってみてください。