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自分の手帳に、大事な「問い」を書き込んだら、チームの様子が変わり始めた。

こんにちは。
数年ぶり2回目にnoteの記事を書く、営業部の高橋です。

西部デパートでクリスマスケーキの予約を受け付けているのを見ると、
年末がもうそこまで迫ってきているのを感じます。
(今年のクリスマスは、自分にどんなご褒美を買おうかな…)

自分へのご褒美と称してコンビニスイーツやら推しやらに日常的に課金している私も、クリスマスは別腹とばかりに浮かれ気分でつい飾りつけの可愛い雑貨屋さんに入ってしまうのが年末というものです。

さて、そんなお店にこの時期必ず並んでいるのが「手帳」です。

私は手帳が好きです。
選ぶのが楽しいし、手書きで何かを書くことが好きです。

しかし、最近では在宅勤務が続き、以前と比べると手帳を使う頻度が減りました。

予定はGoogleカレンダーで全社員に公開していますし、メモをしたければ自分宛てにメッセージを送っています。
仕事中はPCと私だけが存在する世界になってしまい、手帳をうまく使いこなせなくなってきたのです。

来年の手帳を買うことすら、悩み始めました。

そして悩んだ結果、よく手帳を開いているイメージのある別部署の上司に話を聞きに行くことにしました。別部署の上司とは、私の以前の上司。今は20代で部下を大勢抱えて働き、子育てもこなす忙しい人ですが、仕事にかける強い情熱は以前と変わりません。

令和は、PCやスマホの時代です。
上司がPCを使いこなせていないだけかもしれませんし(失礼)、予定管理にすごく役立つ手帳術があるのかもしれません。
手帳があるかないかで働き方や業務効率に変化はあるのか…
2022年に手帳を使うかどうかは、上司の話を聞いてみてから判断することにしました。

――手帳を使う前に仕事のやり方で困っていたことはありますか?

上司:元々業務量が多くて、Slack(※ビジネスチャットツール)の通知も止まらなかったので、集中して整理したり、何かに向き合ったりすることがなかなかできなくて悩んでたんだよね。


――手帳を使い始めてから、何か変化はありましたか?

上司:本当はやりたいと思っていることについて、しっかり考える時間が増えた!
自分の立場だと「これもお願いね」と急に降ってくる案件がありがちなんだけど、手帳のおかげで自分のやるべきことだけに集中できるようになったんだよね。
本当に重要なことが明確になるから、大事なことを忘れなくなりました。


――なぜそんな変化が!?私にはそんな変化はまだないです…

上司:手帳を使うときは、PCを閉じていました。
重要度の低い連絡とか、雑音を自らシャットアウトする感じ。
そこで手帳と向き合うことで、自分だけで考える時間を作っていました。

直近で取り組んでいることも、本当に一番やるべきことか?と疑ってみたり。
手帳はコンパクトで持ち運びやすいから、いろんなロケーションで開けるよね。
今まで行ったことのないカフェとか、公園のベンチとか、オフィスでも家でもない場所にいると、今までにない発想が浮かんだりする。

PCから離れること、いつもの場所から離れることって案外大事だと思う。
それ以外だと、何度も見返すページに大事なことを書き込んだりとかかな。
そうしたら、その問題について自分が真剣に考える時間がすごく増えました。


――具体的なエピソードがあれば教えてください!

上司:営業部で新規案件を獲得するのに、大変だったことがあって。
手帳のよく見るページに1行、

手帳note記事①


「ディスカヴァーが〇〇することが当たり前になるにはどうしたらいいか?」ってメモしたんだよね。

最初は何の気なしに書いただけだったけど、手帳に残ったその言葉が目に付くから会議や雑談でもその大事な「問い」を口に出すようになった。

で、そのうち自分がその問いを頻繁に使うようになったことで、周りのメンバーも自然とそれを口に出すようになった。

チームメンバーが一つの目標に向かって動き始めた!と思いました。
思い付いたの大事な「問い」を自分の手帳に書き込んだだけだったはずなのに、気が付いたらチームの様子が変わり始めた…面白いよね。

あ、昔の自分がいいこと言っているときもあるから(笑)、過去の書き込みもよく見返します。


――メモは手帳だけですか?やっぱりメモは紙に残す方がいいんでしょうか?

グッドノート(※手書きでメモできるノートアプリ)でもメモが取れるので、iPadでそれも使ってます。

本気で考えたい、0ベースで考えたい!というときには手帳の方が合っているかも?
メモするときは、やりたいことによってグッドノートと手帳を使い分けたりしているんですよ。

具体的な業務内容から離れて、本当にやりたいことだったり、組織としてありたい姿を考えたいときは手帳を使う。
手帳に書いてネタがまとまってきたら、メモする場所をグッドノートに移して、ネットで情報を調べながら考えたり…。


――どの手帳を使っていますか?

いち

1日1ページ形式の手帳を使っています。
※ディスカヴァーダイアリー デイトゥデイ 2022 1月始まり 1日1ページ [A5]


――たくさんの手帳があるなか、この「デイトゥデイ」を使っている理由は何ですか?

1日1ページずつ使うから、「なんとなく先週くらいに考えたはずのこと」が、見失いにくいんだよね。
あっちに書いたっけ?こっちに書いたっけ?がなくなる。

に

そういえば月末くらいに何かいいことを思いついた気がする…っていう、ふと思い出す「思い出せないこと」って経験ない? 自分は小さなことでも思いついたことをその日のページにどんどん書き込む習慣があるから、じゃあ探してみようって月末付近のページをパラパラ見返すと、すぐ見つけられたりする。

――この手帳が向いているのは、どんな人でしょうか?

・上司からどんどん指示が降ってくる人
・頭で物事を整理する必要のある人
・やりたいことがたくさんある人
・書いたメモがどこかに行ってしまう人

には、一日一ページのデイトゥデイがおすすめです!


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手帳の使い方について、予想以上に上司から面白い話が聞けました。

上司は手帳を「PCと離れて、自分自身と向き合う場を作る」手段として使っていたのでした。
また、「毎日思い出したい大事なことと毎日向き合うために、何度も見ざるを得ない仕組み」を手帳で実現させていました。
単に予定を書き込む・メモする用途では使っていないということです。

手帳の活かし方が、いかにも令和らしい!
PCやスマホ一つで仕事ができる時代だからこそ、手帳がその役割を変えて必要になったのです。

「業務に追われて、気付いたら本質的なことを考える時間を取っていなかった…」ということは、私にもよくあります。

今年は手帳を買うかどうか悩んでいた私でしたが、「自分と向き合う時間、捻出代」として今年はやっぱり手帳を買ってみようかなと思いました。
コンビニスイーツの購入記録をつけたら、頻度が減るかもしれないし。

インタビューを受けてくれた上司には感謝をしつつ、定時の17時半になったら駅前の本屋さんに行ってきます。
可愛い手帳に出会えますように!

(※インタビュー日:2021年9月29日)

今回ご紹介した手帳はこちら⇩


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